【漫画】パタリロ! 50巻【感想/ネタバレ】

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作:魔夜 峰央

「面白いことがあるならM78星雲までだって行くぞ」

1992年12月刊行物。
遂に50巻か。これでもまだ半分に満たないんだもんな……。すご……。

『波多利郎怪異談 陰間茶屋異聞』は定期的に入ってくる時代劇編。コロコロ設定が変わるから、どこまでが今回限定の設定なのか憶えられないw

『ヒーローのタマネギ』は勘違いからタマネギが大活躍するお話。死を覚悟した92号の悲壮な覚悟がグッとくるよね。
地底人の脅威から避難するネズミ達、生活感が強く出ていて可愛いなw
いやしかしマリネラの地下に潜んでいた地底人とかいうドデカい設定が僅か1話で消化されたの笑っちゃうな。使い捨て過ぎでは?w

『ダジャレの帝王』はパタリロにダジャレを理解し合える親友が出来るお話。親友が他の人と会うことに嫉妬するパタリロ可愛くない?
親友と呼んだ男の過ちを止めざるを得ない戦いが切ない。切ないんだけど、ドギツい下ネタダジャレで笑わせてくるので情緒がぐちゃぐちゃになるw

『悶絶ヒューイット』ではまたヒューイットの病気が。『NG騎士ラムネ&40』をパロってゴリゴリの下ネタをやってるの大丈夫なんだろうか。あれの作風を全く知らんので、どういうパロり方をやってるのか理解らんけども……。
全ての女の子がいずれ年をとってしまう事実を改めて認識してしまって悶絶するヒューイット。実際ロリコンの人達ってどうなんだろう。好きになった子でも年齢を重ねたら興味を失ってしまうんだろうか。

『一週間は七日』はミステリー編。マライヒが登場する時に背景に咲き乱れている薔薇ってタマネギ達が用意してたのか。イメージエフェクトじゃないのかよw
これ、安楽椅子探偵の定義間違ってないか?派手なアクションや銃撃戦が無いのが安楽椅子探偵って書いてあるがそうかな?
『悪魔の誘惑』もミステリー編。事件の顛末でパタリロが精神的な影響を受けるって珍しんじゃないか?パタリロが食欲を失くすって結構なことだよな?

巻末読切は『てれてんぽ たんたんたぬきの巻』。化け狸が出て来るコメディなんだけども、48巻に収録されていた『てれてんぽ 島原の乱』と何の関係も無い?タイトルの付け方が明らかにシリーズものなのにな……。何でじゃ。

燃:A 萌:A 笑:A+ 総:A+

シリーズリンク
パタリロ! 49巻(1992/08)

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パタリロ 50 (花とゆめCOMICS)

漫画

Posted by お亀納豆