【漫画】パタリロ! 51巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「人前でウンコするには強靭な精神力が必要とされるんだぞ!」
1993年4月刊行物。
確か初めて読んだのがこの巻だったんだよな。アニメとのギャップに戸惑った覚えがうっすらあるw
『なんだこりゃ』では最近、ウ〇コを塗り込む性癖に目覚めたんだろうか。およそ少女漫画でやるようなギャグじゃないんだよなぁ。方向性としてはコロコロコミックの笑いの感度に近いような。息子から影響を受けてるのかしら。
額にパラソルをきかされて血塗れになってるタマネギ77号の画、ショッキングなのに何だか笑えちゃって好きなんだよな。
77号とパン屋のミムラちゃんの結婚話、予想外のハッピーエンドで今でもはっきり憶えてる。
77号が開発したグレムリンパン、水にちょびっと濡れるだけで増えるなら洪水に投げ込んだたら増殖が止まらなくなってヤバいことにならにんだろうか……。
少女漫画界の巻数最多記録って書いてあるが、この作風で少女漫画代表ですって顔するのは大丈夫なんだろうか……。そこまで含めてボケなのかもしれないけどw
『リダイヤル』では現実世界にゲームの映像を重ねるバーチャルゴーグルが登場。これは時代を先取りしまくりのネタなんじゃない?バーチャルボーイから発想を得たのかな。
発明パタちゃん案件のような気がするがすっかり出て来なくなったな。
バンコランが身に着けてる腕時計、グローブナー将軍の形見なのか。名前が出て来るのめちゃくちゃ久し振りなのでは。
ミステリ編『パタリロ裁き』はタイトル通り、パタリロの人情深さが光る。普段めちゃくちゃやってるからたまに善人ムーブすると凄く格好良く見えるのズルいよな。
もう1本のミステリ編『魔性の眼』は当時読んだ時はふーんとしか思わなかったけど、今改めて考えるとかなり怖くない?
ソフィーちゃん、まだ学校にも通っていない年齢の女の子なわけだけど、この年齢で目的を達成するために殺人を行うっていう選択肢を得てしまったのゾッとするよな。一体、どんな大人になってしまうのか……。
燃:B+ 萌:A- 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 50巻(1992/12)
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