【ラノベ】宰相の器を持つ小役人の、辺境のんびりスローライフ２～出世できず左遷されたはずが、なぜか周りから頼られまくっています～【２巻／感想／ネタバレ】

著：あわむら赤光　イラスト：TAPI岡

（や━━やったあああ旅行だああああああああああああああああああああああああっ!!）

2025年１月の新刊。約１週間半の積み。４ヶ月振りの新刊。

今回は女騎士ミナからの頼みで、隣県で行われる式典のパートナーを引き受けたゼン。エリシャとキールも連れて家族旅行気分で向かうが、そこで見付けたのは官僚の不正の気配で……。

ｱﾙｪｰ?２巻にして早くもスローライフ要素がうっすうすになってきてないか……？ってか俺からしたら、旅行に出掛けてる時点で既にスローライフ……？と疑問を頂かざるを得ないんだが……。
俺のスローライフのイメージって夜には家に帰れる範囲で行動するものなんだけどなぁ……。
何やら隣国からは侵略の気配も漂ってきて、ゼンはその渦中の人物になりそうな。

えぇ、ドジョウを生きたまま茹でる料理って実在するんだ……。文章で読んでるだけで食欲失せるんだが……。
ドジョウに限らず、踊り食いとかああいう生き物の死をそのまま食す文化を考えた奴、サイコパス過ぎるでしょ……。

ラストシーンでは物凄く打ち切り臭を匂わせてくるから驚いちゃった。後書きの口振りだと売れ行き次第だろうけど３巻を出すつもりはあるみたいだったが、めちゃめちゃ最終巻っぽい締め方だったんだよなぁ。今日も今日とてゼンは周りの人々に頼りにされています。めでたしめでたし、みたいな。
あわむらさんの作風的にシリアスに振った方が面白いことは間違いないだろうし、もっとスローライフから離れてもいいのよ。いよいよタイトル詐欺になっちゃうけどｗ

燃：A-　萌：Ａ　笑：B+　総：Ａ

エピソードリンク
・宰相の器を持つ小役人の、辺境のんびりスローライフ～出世できず左遷されたはずが、なぜか周りから頼られまくっています～（2024/09）