【小説】ものがたり洋菓子店 月と私 さんどめの告白【3巻/感想/ネタバレ】
著:野村 美月
「チョコレートに温度が大切なように、人と人の関係にも、心のありようにも、適切な温度があります。冷えすぎてもいけない、熱すぎてもいけない」
2024年10月刊行物。約1ヶ月半週間の積み。半年振りの新刊。
今回も群像劇形式で進行。今回はやや脇役達の方にウエイトが寄った構成になってるかな。
新キャラの夏名子さんと雪成の年の差カップル良いよね……。途中、悲しい結末になっちゃうのかと思ってヒヤヒヤしちゃったぜ。
雪成の硝子戸の外へ出るのが怖いっていう話、どうにも他人事に思えない。
麦と爽馬の関係性も進展して甘酸っぱいのなんの。1回こっきりの出番かと思われたキャラのその後が垣間見えるつくりになっているのも嬉しいところ。
みんな幸せになってほしい……。
燃:C+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡(2024/04)
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