借りぐらしのアリエッティ
「アリエッティ、君は僕の心臓の一部だ。忘れないよ、ずっと━━」
ジブリの映画をまともに見るのなんて物凄い久し振りだぜ……。元々、映画館で見た宣伝映像で流れていた歌が良くて、テレビで放送されたら視ようと思ってたんですよ。
そのときはわざわざ劇場で観るほどのものだろうか……と思ったもので。
物語は14歳になる小人の少女アリエッティが密かに暮らしている人間の家に、手術を控えた病弱な少年、翔が療養にやって来るというもの。
人間に見付かってしまったアリエッティ一家は引っ越しを余儀なくされてしまい……というお話。
殆どがアリエッティ達小人の視点で描かれているが、とにかく小物の描写が細かい。あちこちに人間の道具が利用されているんだよな。
特に両面テープの使い方には唸らされました。
翔はアリエッティと仲良くなりたいと、あの手この手で接触を図ろうとするが、なかなか上手くいかない。
その内、屋敷のお手伝いのハルさんがアリエッティ達を見付けてしまい、騒動が起こる。
大体、劇中のハプニングって翔の所為なんじゃ……。
カラスが窓に突撃してくるシーンが怖過ぎワロタ
え、マジで?網戸突き破ってくるの?
翔の曽祖父は小人に会えたら、豪華なドールハウスをプレゼントしようとしていたらしいんだけど、このドールハウス、電気を通しさえすれば、そのまま使えるオーブンがあったりしてクオリティ高過ぎだろ……。
ってなわけで、『借りぐらしのアリエッティ』でした。アリエッティが割と可愛くて満足しました。
全体的にBGMが良かったですね。EDがNo.1だけども。
問題はどの辺が「借り」だったのかってことだよな。返してねーじゃん。借りパクですやん、と。
てっきり生活必需品を頂いてる分、何かしら人間に対して恩返しをするんだとばかり思ってたわ。
燃:C 萌:A 笑:B 総:A+
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