氷菓 第1話「伝統ある古典部の再生」
「やらなくても良いことはやらない。やらなければいけないことは手短に、だ」
ラノベレーベルからデビューした米澤穂信さんの人気シリーズが京都アニメーション制作でまさかのアニメ化。
相変わらず京アニは斜め上の原作をアニメ化するなぁ。
『氷菓』は『古典部』シリーズ第1作のタイトルであり、エピソード毎にアニメのタイトルも変わる、と何処かで聞いた気がするのだが。
ちなみに今でこそ、角川文庫から刊行されているシリーズだが、初登場は今は亡きレーベル、スニーカー・ミステリ倶楽部だったことを憶えている人は少ないと思われる。
その時代から知ってる俺は勝ち組と言わざるを得ない。まぁ、2巻までしか読んでないんですけどね。
レーベルの崩壊で続刊不能、著者の他の作品が評価され、再び日の目を見てアニメ化って、去年の『GOSICK』と同じパターンですな。
さて、高校1年生の主人公、折木奉太郎は省エネをモットーに生きる少年。しかし、姉の頼みで廃部寸前の古典部への入部を余儀なくされてしまう。
そこで彼は好奇心旺盛な少女、千反田えると出会い……というお話。
奉太郎がダウナー系イケメンな件。
奉太郎はえるの好奇心を満足させるために、日常に潜む謎を次々と解決していくことになるという、日常系ミステリの系譜か。
基本的に目立ったアクションの無い作品なので、どこで動画枚数使っとんねんというシーンがちょくちょくあるなw
あとは地味になる絵面を誤魔化すための演出。えるの髪が伸びて、奉太郎を絡め捕るシーンは一歩間違えば捕食的なアレに見える気が……。
今回は取り敢えず古典部が再生するところまで。何だかんだ言いながらも、奉太郎はえると関わっていくことに……。
EDは本編が食い込んだためお預けか。
燃:C 萌:A 笑:C 総:A
エピソードリンク
・第2話「名誉ある古典部の活動」
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