俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約
「惚れてます。愛してます。好きです。大好きです。メロメロなんです。一生一緒にいたいです。どこまでもついていきます。あなたを見ていると胸が締めつけられます。体のあちこちがキュンキュンしてしまいます。ドキドキするんです。ジュンジュンしちゃいます。私の作った料理を毎日食べてください。毎晩寝床で私を愛し━━」
うわぁあああぁあああああああ。
2013年10月の新刊。約3ヶ月の積み。
HJ文庫『俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?』が絶好調のなめこ印さんがファンタジア文庫に登場。
すえばしけんさんも来たし、HJからの流入がブームになりつつあるのかしら。
何で買ったか、あんまり記憶に無いんだけど、多分タイトルのリズムが良かったとか、そんな理由。
イラストはMF文庫J『ラノベ部』等でお馴染みのよう太さん。ファンタジアには『SH@PPLE』で登場済みか。
表紙の主人公をヒロインが取り囲んでいるという構図は、ファンタジアでは、あまりお目にかからない気がする。
さて、主人公ハヤテが目覚めると、そこは女性だけが魔力を持つファンタジー世界だった。絶世の美少女シェリーに契約獣(サーヴァント)として召喚されたハヤテは失ってしまった記憶の手掛かりを求めて、彼女と共に行動することになるが……というお話。
落ちこぼれのヒロイン、何故か人間なのに召喚されてしまった主人公って、それ何てMF文庫J『ゼロの使い魔』?って感じなんだけど、こちらは結構ネーミングが中二臭いのと、イラストによるエロさで勝負って具合。
そうなんですよ、イラストがやたらエロいんですよ。おっぱい鷲掴みにしたり、全裸だったり、足コキだったり、引っこ抜いたり、触手的なアレだったり、どう見ても本番です。本当に有り難う御座居ましただったり。
『リトル黙示録』の主人公の名前は波乱烈火。対して、こちらはミツルギ・ハヤテということで、どちらもやたら格好良い。何か拘りでもあるんだろうか。
設定のネーミングも結構香ばしくて良い感じ。もっと中二中二しても良いのよ。
タイトル自体はふざけてるけど、劇中でこの状態になるまでの流れがしっかりと描かれており、なかなか面白い。
というか、タイトルで過剰にコメディ方向に期待しちゃうと肩透かしかもなぁ。
ヒロイン候補は多いものの、既に本妻が確定しているようなもんだよな。これが噂の素直クールというやつか。違うか。
ポテンシャルを秘めてそうな感じがするので、取り敢えず様子見かしら。
次は2014年2月に2巻。
燃:A 萌:A 笑:B- 総:A
シリーズリンク
・俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約 <2>(2014/02)
著者リンク
・セイギのミカタ いちご模様は正義の印(HJ文庫、2010/11)
・俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?(HJ文庫、2011/06)
・いづれ神話の放課後戦争 -魔眼の王と屈服女神-(ファンタジア文庫、2015/08)
・パパ!パパ!好き!好き!超超愛してる(ファンタジア文庫、2018/07)
・だから俺は魔力供給を断れない(ファンタジア文庫、2019/02)
・初恋のお姉さんを今度養うことになりまして(講談社ラノベ文庫、2022/02)
イラストリンク
・SH@PPLE -しゃっぷる-①(ファンタジア文庫、2008/03)
・ぜのん様である!(電撃文庫、2011/03)
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