【ラノベ】パパ!パパ!好き!好き!超超愛してる【感想】
著:なめこ印 イラスト:るろお
誤解を恐れずに言うと━━我が娘ながら、これはエロい。
ファンタジア文庫2018年7月の新刊。約2週間半の積み。『いづれ神話の放課後戦争』9巻から隔月刊行。
カクヨムで週刊連載中の作品が書籍化。『放課後戦争』がそれなりに面白いし、こちらも買ってきました。
書籍化にあたって、るろおさんのイラストが追加。るろおさんはファンタジア文庫には『白夢』『メイデーア魔王転生記』『はじめまして世界。』で登場済。
何このド直球なタイトル……。いやしかし、なめこ印さんのデビュー作がHJ文庫『セイギのミカタ いちご模様は正義の印』であることを考えると、こちらの方が本来の作風なのかもしれん。
主人公、夏目此葉にはキララとセイラという双子の娘がいる。思春期真っ只中の娘はお父さんのことが大好きで大好きで仕方なくて……。
ヒロイン候補は娘以外にも数名登場するものの、基本的には父娘のいちゃいちゃを楽しむことになる。
とはいえ此葉は娘達の事を大切に想ってはいるが、勿論異性として見ているわけではないので、あまりそういった雰囲気にはならない。どちらかというとハートフルコメディといった様相が強いか。
また、るろおさんのイラストがエロい方向性ではないので、余計にそう感じる。
そして、しれっと明かされる非血縁設定。何や、血の繋がった父娘じゃないんか。それやったら何でもアリのやりたい放題やんけ(問題発言)
宇宙人云々かんぬんの話は掘り下げられるんだろうか……。
『放課後戦争』で見せているスーパー改行テクはこちらでも健在。健在過ぎてスッカスカやぞw
うーん、まだカクヨムでは連載中だけど、これは切りだな……。るろおさんがファンタジア文庫で担当した作品は最長でも『白夢』の4巻までしか出ていないが、その記録を塗り替えられるか……。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-
著者リンク
・セイギのミカタ いちご模様は正義の印(HJ文庫、2010/11)
・俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?(HJ文庫、2011/06)
・俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約(ファンタジア文庫、2013/10)
・いづれ神話の放課後戦争 -魔眼の王と屈服女神-(ファンタジア文庫、2015/08)
・いづれ神話の放課後戦争9 -魔眼の王と至高天階-(ファンタジア文庫、2018/05)
・いづれ神話の放課後戦争10 -魔眼の王と天焦愛唄-(ファンタジア文庫、2018/09)
・だから俺は魔力供給を断れない(ファンタジア文庫、2019/02)
・初恋のお姉さんを今度養うことになりまして(講談社ラノベ文庫、2022/02)
イラストリンク
・機巧少女は傷つかない1 Facing “Cannibal Candy”(MF文庫J、2009/11)
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(GA文庫、2011/02)
・花咲けるエリアルフォース(ガガガ文庫、2011/02)
・薔薇十字叢書 ヴァルプルギスの火祭(講談社ラノベ文庫、2015/11)
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パパ!パパ!好き!好き!超超愛してる (ファンタジア文庫) | |
なめこ印 るろお
KADOKAWA 2018-07-20 |
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