この恋と、その未来。 -二年目 秋冬-
「違う違う。そんな濃くしたらビッチ感が出るけェ、ほんのり。ほんのり」
2016年5月の新刊。約2日の積み。7ヶ月振りの新刊。通算5巻。
三好さんを傷つけ、未来も傷つけてしまった四郎。千々に乱れた心のまま、父に誘われて京都へ赴くが……。
四郎のお父さんの「不真面目にこなすためには、真面目にやる経験も必要」って考え方、深いよな。適当に不真面目にやると失敗するだけだからなー。
三並と東雲が結婚すると判って、何だかほっとしたよな。落ち着くべきところに落ち着いたというか。ウェディングドレス、素敵でした。おめでとうございます。
未来がフォローしてくれたこともあって、徐々に日常を取り戻す四郎。だからといって、今更三好さんに釈明して関係修復するのもいかがなものかということで。
仮に復縁したって、結局、似たようなこと起こったら、また破綻するだろうしな。
そんな中、広美さんの可愛さがマッハ。前回の衝撃的な展開は一時の過ち的な雰囲気に落ち着くかと思いきや、割とガチで広美さんルートは入りそうな勢い。
広美さんと2人きりで地元のお好み焼き屋経営したいれす(^q^)
そして四郎の前から姿を消す未来。残された手紙、約束された再会。そのとき四郎は……というところで続く。
の筈が、後書きで打ち切りと発表されるという。事前に騒ぎになっていたからアレだが、知らずに読んでいたら後書きに辿り着いたときにショック死していたかもしれん。
おかしいなぁ、普通にラノベとしても面白いと思うんだけどなぁ。特にマゾッホの下りなんて、めっちゃ面白かったのにな。無茶苦茶笑ったわ。マゾッホ、ネタキャラだけど実は凄い奴なんじゃないか。
和田さんとマゾッホの短編とか読みたいw
ぢぐじょぉぉおおおぉぉおおお!ノイタミナでアニメ化すんじゃないのかよぉぉぉぉおおお!!
いつだってそうだ!『四百二十連敗ガール』も!『はなぢ店長』も!『リーディング・ブラッド』も!『機関鬼神アカツキ』も!いつだってファミ通文庫は俺が絶賛したシリーズを打ち切りやがる!
あまりにも騒ぎになったためか、森橋さんがTwitterでファミ通文庫は最大限譲歩してくれたと説明している。
そもそも1巻の初動の時点でご終了あそばされていたが、『東雲侑子』の実績で耐えていた状態だったんだとか。
確かに冷静に考えたら、全力でカテゴリーエラーな内容のプロットを通してくれただけでも感謝するべきという見方はある。
それに低コストで作れるなろう発の本やシリアルコード付きのソシャゲノベライズの方が数字が出るというのも問題なんだろうなー。
森橋さんは本シリーズを最後のラノベ作品にするつもりで妥協したくないそうで、打ち切りが決まっても5巻を当初の想定通りに書いたとか。
最終巻となる6巻は、四郎と未来が再会するエピソードになるとのことで、必ずどこかで発表してくれるらしい。
まぁ、今のご時世、なろうだのカクヨムだのがあるから、なんぼでも発表の場はあるからな……。
それにラノベとしてはアウトでも、普通に角川文庫から出せば良いのではと思うのだが……。
俺はいつまでも待ってるぜ!験を担いで総評は書きません。
みんな!取り敢えず、このライトノベルがすごい!2017は本作に投票して、6巻がファミ通文庫から出る奇跡起こそうぜ!
やっぱり共通フォーマットで全巻揃えたいもんな!
燃:C 萌:A+ 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・この恋と、その未来。 -二年目 春夏-(2015/10)
・この恋と、その未来。 -三年目 そして-(2016/11)
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