私のために創りなさい!
『無い物ならば作るべし!たとえ嫁であろうとも!』
HJ文庫2012年3月の新刊。約4年6ヶ月半週間の積み。
第5回ノベルジャパン大賞奨励賞受賞作品。応募時タイトルは「ないものツクール! -小森のぞみの大盛り化計画-」。
積み過ぎてよく憶えてないけど、確かまいじゃー推進委員会!の感想記事を見て買ったんだった気がする。
主人公、宗形宗一は女性フィギュアの造形が得意な高校2年生。ある日、彼の前に生徒会副会長の小森希が現れ、とある依頼を受けることに。その依頼とは希の偽乳を作るというもので……。
希の目的を達成させるため、1冊丸々かけて偽乳を作ることに全力が注がれている。 ヒロイン描写に関しては編集サイドから、かなりテコ入れがあったらしく、とするとラブコメパートは後で追加されたものなんだろうか。
まぁ、初っ端から白目とかゲロリバースとかやっているようではな……。
おっぱいを作るというと物凄くアホなことに聞こえるんだが、製作過程は至極真面目でなぁ。これ、頑張れば再現出来んじゃないの?と思わせる。
最後の希の浴衣姿のイラストは、ぐっときましたね。
これ最終的にダッチワイフを作ることに行き着くんじゃね?って思いながら読んでいたら、エピローグで割りとそんな感じのものが完成していて吹く。あっ……(察し)
創作に傾ける情熱が溢れていて面白かったなーと思ったんだけど、この本の発売直後に編集部に見捨てられた模様。
ただ、Twitterのログを見ていると、結構言っちゃアカンこと言いそうにも見えるし、どっちが悪いかは分からんな……。
Twitterはまだ続けていて、今見たら漫画描いてるとか呟いていて草。
燃:A 萌:A 笑:A 総:A
第5回HJ文庫大賞リンク
・僕の妹は漢字が読める(銀賞、2011/07)
HJ文庫大賞奨励賞リンク
・インテリぶる推理少女とハメたいせんせい -In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI(第6回、2013/03)
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