【ラノベ感想】少年陰陽師 招きの音に乱れ飛べ【43巻】
著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜
「……それでも、やっぱり、来たと思うよ。だって、……俺が護る」
2014年7月の新刊。約2年8ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。通算43冊目。ウィキペディアを見ると番外編も通算巻数としてカウントされていたので、それに倣うことにしました。
第九章道敷(ちしき)編スタート。章タイトルからも何となく判るように今回はどうやら過去の要素が色々と絡んでくる模様。
『少年陰陽師』って、それまでの章の要素ってあまり再登場しない傾向にあるから、もし本当にそういう展開なら嬉しいかも。
まぁ、俺の記憶がトんでいて思い出せない可能性が高いが(ぉ
晴明は未だ目覚めず、都の気は淀んだまま。あちこちで不吉な出来事が起こる中、片履の怪の噂が広まっていて……。
前章の問題を思いっきり引きずっているところからのスタート。
人の肉すらも平気で食い破ってくる黒蟲怖過ぎでしょ……。このシリーズ、こんなグロ系の描写入れてくるタイプだっけな。
母を失くし、父とも離れて暮らしていて辛いだろうに、気丈に振舞う脩子、良い子過ぎかよ……(´;ω;`)
彰子のピンチに駆けつける昌浩が完全に王子様な件。それでも一緒になることは出来ないっていうのか……。ぐぬぬ。もうこの2人の場合、一緒に貴船の蛍を見に行けるだけで超絶ハッピーエンドなんじゃないのか……。
どうでも良いけど、現代人も物忌みを行って定期的に家に引きこもるべきなのでは?
次は2014年10月に『こごりの囲にもの騒げ』、2015年3月に『留めの底にわだかまれ』、7月に『朽木のひずみに群れ集え』、11月に『かたしろの翅を繰り紡げ』、2016年7月に『そこに、あどなき祈りを』、8月に『いつか命の終わる日が』、11月に『境の岸辺に甦れ』。
燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A
シリーズリンク
・少年陰陽師 夢見ていられる頃を過ぎ(2014/04)
・少年陰陽師 こごりの囲にもの騒げ(2014/10)
少年陰陽師 招きの音に乱れ飛べ (角川ビーンズ文庫) | |
結城 光流 あさぎ 桜
KADOKAWA/角川書店 2014-06-28 |
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