【ラノベ】中古でも恋がしたい! 12巻【感想】
著:田尾 典丈 イラスト:ReDrop
「専用エンディング曲作ってもらってから出直してこい」
2018年6月の新刊。約1週間の積み。半年振りの新刊。
3年生に進級した清一達。勿論、新1年生が入学してくるわけだが、その中には清一を追ってやって来た新たなヒロイン、結城麻奈の姿があって……。
まさか10巻を越えて新ヒロインが投入されてくるとは思わなんだ。今までの巻で、こんなキャラの振りってあったっけな……。
前巻の感想で「ここまで巻数を重ねても目立ったヒロイン追加展開を持ってこないのは好感が持てる」と書いた途端にこれだよw
麻奈の登場によって、否応無く自分の置かれている現実を再認識させられる清一だったが……。
不良に絡まれる清一を助けてくれる古都子の頼もしさが尋常じゃない。やだ、抱かれたい……。
頼もしいと言えば、損な役回りなのにきっちり相談相手になってくれる外崎、良い奴なんだよなぁ。外崎は外崎で幸せになってほしい。
麻奈はなぁ、ここにきて何だかすんげーあざといヒロインが出て来たなぁという感じ。初期からいたら、別にどうとも思わなかったのかもしれないけど、既存メンバーに慣れ親しんできたところで登場されると、ちょっと拒絶感が湧いてしまうかも。
新章ロケットスタートかと思いきや、後書きでしれっと次が最終巻の予定と宣言されて目玉が飛び出るかと思ったわ。アルェー?
後数巻では終わりそうにないと思っていた俺ェ……。
刊行が半年空いたのは色々とあったらしいけど、何か意味深な書き方だよなぁ。『七星のスバル』アニメ化の仕事で忙しかったのは勿論あると思うが、本作絡みでも何かあったように感じる。
例えばアニメ化がポシャってシリーズを畳まざるを得なくなって12巻の内容を大幅に書き直したとか。もしくはこちらもアニメ化が動いていてクッソ忙しくなっているか。
うーん、スクエニの漫画雑誌でコミカライズが連載している作品はほぼ確実にアニメ化すると踏んでいるのだが……。
あれ、ってことは才谷登板回が無いまま終わっちゃうというのか……?
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・中古でも恋がしたい! 11巻(2017/12)
・中古でも恋がしたい! 13巻(2020/04)
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中古でも恋がしたい! 12 (GA文庫) | |
田尾 典丈 ReDrop
SBクリエイティブ 2018-06-14 |
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