【コミカライズ】ソードアート・オンライン プログレッシブ 007巻【最終巻/感想】
作画:比村 奇石 原作:川原 礫 キャラクターデザイン:abec
「く……ふふ。なかなかどうして、人族というやつは」
2018年5月の新刊。
今回もおよそ1年ペースでの刊行。週刊連載みたいなページ数でしかもちょいちょい休載も挟んでいるのか。
さて、第三層攻略も佳境に。キズメルを中心としたクエストはやがてキバオウやリンド達にも影響していって……。
原作の『SAOP』は基本キリトの一人称視点で進行するので、キリト以外の視点描写が多いのはかなり新鮮。モルテのイキリ方がいかにもな悪役で良いねぇ。
攻略組のお兄さん達が次々とキズメルの魅力にやられていっているのも好き。この漫画で褐色お姉さん属性を覚醒させちゃった人多いんじゃないの?大丈夫?
NPCとは思えないドラマチックなストーリーを展開するキズメル達に心動かされる攻略組の面々。
最後の妹の仇を討ったキズメルを整列して迎えるシーン、めっちゃ良くないです?あんなん原作にあったっけ……。
このコミカライズ、凄ぇ出来良いよなぁと思わせておいて、ここで終了という。どうやら比村さんのスケジュールの問題らしい。
総評
そんなわけで数多く存在する『SAO』コミカライズの中でも屈指の完成度なのではないかと思う『ソードアート・オンライン プログレッシブ』全7巻、これにて完結。単行本だけだと足掛け4年3ヶ月。
こういう場合は打ち切り完結と呼ぶのであろうか。
バトルもお色気も全力全開ハイクオリティの作画で構成されており、非常に質の高い作品であった。基本的には比村さん発信のアイデアだったのかな。ごっくんアスナのエロさは今でも記憶に鮮やかに焼きついていますと良い風に言ってみる。
あぁ、本当に終わるのが勿体ない。
四層以降は『泡影のバルカローレ』とサブタイを付けて別作画担当にてスタート。原作のタイトルを引っ張ってきたってことは今後、状況によっては層毎に作画担当を変える可能性も見越してるってことなんだろうか。
普通なら続きを買うところなんだが、いかんせん比村さん版のクオリティが高過ぎて、どうしても見劣りしてしまいそうという点と『SAO』のコミカライズの種類が多過ぎて追っ掛け切れないこともあり、買ってないんだよな。
めっちゃ良いということであればチェックするので、こっそり教えてください。あっ、Kindle版あるじゃん。買っとこ。凄い速度での前言撤回である。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:S-
シリーズリンク
・ソードアート・オンライン プログレッシブ 006巻(2017/06)
・ソードアート・オンライン プログレッシブ 泡影のバルカローレ 001巻(2018/12)
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