【ラノベ】アクセル・ワールド24 -青華の剣仙-【24巻/感想/ネタバレ】

アクセル・ワールド24 -青華の剣仙- (電撃文庫)

著:川原 礫 イラスト:HIMA

━━うーん、この理不尽感、なんかしっくりくるなあ。

2019年8月の新刊。約7ヶ月の積み。11ヶ月振りの新刊。『絶対ナル孤独者』5巻からは3ヶ月振り。
『孤独者』は2年スパン、こちらは1年スパンと進行の遅さよ。『SAO』を出し過ぎなんだよなぁ……。いや、あっちはあっちで面白いのだが。
サブタイは「せいかのけんせん」と読む。

さて、図らずも太陽神インティ攻略のキーパーソンとなってしまった《シルバー・クロウ》。三代目《クロム・ディザスター》こと《セントリア・セントリー》の元、過酷な修行に臨むことになって……。

おいおい、表紙のツリ目美少女は一体誰だよ……と思ったら、その《セントリア・セントリー》の中の人なのね。まーたお姉さんヒロインの追加で、おじさんの益荒男ゲージも上昇しようというものです。

口絵では《ネガ・ネビュラス》のメンバーが大集合。こりゃまた随分と増えたもんですねぇ。それにつけても女子比率の高さよ。高さというか、ハルユキとタクムしか男子いねぇしな……。《グラファイト・エッジ》はリアルの集まりに顔を出さないし……。
今は《グレート・ウォール》所属なんだっけ。

リアルで見知らぬ女子高生に声を掛けられるようになるなんて、ハルユキは成長したなぁと感慨深い気持ちになる。一歩間違えば通報コースという危険度の高過ぎるミッションである。
今回の一件で、加速世界を退場したバーストリンカーにも復活ワンチャンあることが判ったが、《セントリア・セントリー》は特例中の特例なんだろうか。

成長した《シルバー・クロウ》の大活躍によりインティは倒されたかに見えたが、しかしそれは封印されていた第2形態を出現させてしまうだけだった。
再びインティをテイムした《ホワイト・コスモス》の魔の手が王達に迫る……というところで続く。なんちゅーところで引っ張るんや……。

えぇ、5つの大レギオンの練りに練った合同作戦でようやく突破出来たかと思ったところにこれとは……。絶望感が半端無い。
後書きによると次で白のレギオン編は終わりらしいが、本当に終わるんだろうな……?というか最終章ちゃうんかいw

2020年代後半にAIと関連する何らかの事件が起きた、という記述があるがドチャクソ意味深だよなぁ。ちなみに『SAO』の『アリシゼーション』編が2026年なので一致するんですよねぇ。
また、《グラファイト・エッジ》の剣技って《明陰(アイン)流》って言うのか。だから、そういうあからさまな匂わせやめろやwwwwwww

次は2019年10月『SAO』22巻、12月に『SAO』23巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
アクセル・ワールド23 -黒雪姫の告白-(2018/09)
アクセル・ワールド25 -終焉の巨神-(2020/09)

著者リンク
絶対ナル孤独者 Sect.005 -液化者 The Liquidizer-(2019/05)
ソードアート・オンライン022 キス・アンド・フライ(2019/10)

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Posted by お亀納豆