【ラノベ】ソードアート・オンライン023 ユナイタル・リングⅡ【SAO23巻/感想/ネタバレ】
著:川原 礫 イラスト:abec
「ママみたいな殴りメイジを目指します!」
2019年12月の新刊。約4ヶ月半週間の積み。隔月刊行。『ユナイタル・リング』の続きが出るのは実に1年振り。
表紙は『ユナイタル・リングⅠ』のキリト、アスナ、アリスの3人に続いて、キリト、リーファ、シノンの3人。
キリト+ヒロイン2人という構図なら次はシリカとリズベットのDEBAN来るか?
さて、今回はキリトパートとシノンパートが交互に描かれながら、彼等が合流するまでの物語。
そんな中で益々ユナイタル・リングの奥深さが明らかに。
空腹だけならまだしも渇きを示すポイントが別に存在するのって、めっちゃストレスに感じそうなんだけど、どうなんだろう。
しかもゼロに近付くと満足に行動出来なくなっていくって、それはゲームとして面白いんやろか……。
割と早い段階でクラインとエギルとも合流出来て、お馴染みの面々が集合したのは良かったですね。
みんなで自分達の街を作り上げていくの楽しそうでしゅ……。
キリト達を狙ってくるプレイヤーは先生と呼ばれる存在に先導されているらしい。ラフコフの関係者ではないのかな。これでラフコフのメンバーだったら、流石にまたあいつ等かとなってしまうが……。
アルゴはユナイタル・リングにログインこそしていないものの、かなり重要な位置付けの人物となってきそう。
一方、神邑さんは今回は名前が出て来ただけ。焦らすよね~。
アスナが通っていた中学がエテルナ女子学院って話、以前にも出てたっけ?もうこれ『アクセル・ワールド』とがっつり繋げるつもり満々やんけ。というかこんだけ関連するワードを出しておいて関係ありませんは通らないでしょ……。
和人はアインクラッドに囚われたプレイヤーの中で誰が生存したかを調べることはしていないらしい。確かに死んだでって聞かされたらショックだもんな……。
物語的に言えば、敢えてぼかしておくことで外伝とか作れそうである。
なお、和人に同年代の男友達が増えないのはユージオという生涯最高の相棒を喪ったことで、そういう気持ちになれないとか何とか。上手く理屈を考えたよね~。
巻末にはユナイタル・リング世界のスキルツリーが部分的に紹介されている。川原さん、こういうの考えるのほんと好きだよねぇ。まぁ、いずれゲーム化する時に活かされるんでしょう。
後書きの感じだと、どうも前巻が短編集だったのは別に急遽差し込んだわけではないっぽいな。
ただ、これまでの短編集は普通にナンバリングだったのに『キス・アンド・フライ』だけ外すのが気になったとのこと。確かにそう言われるとナンバリングで良かった気がしてくるw
またアンダーワールドが再びストーリーに絡んでくるっぽい。えぇ、こっからどう繋がってくるのさ……。
よーしよし、ようやっと最新刊に追いついたぞ。次は2020年5月に24巻。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・ソードアート・オンライン022 キス・アンド・フライ(2019/10)
・ソードアート・オンライン024 ユナイタル・リングⅢ(2020/05)
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