【ラノベ】ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? Vol.6 ~とびっきりの王子様~【6巻/感想/ネタバレ】
著:望 公太 イラスト:ななせ めるち
さすがは織原さんだ。
普通のアラサー女子では、こうはいかないだろう。
皮が剥けた━━━━━━!!??
2020年6月の新刊。約2日の積み。4ヶ月振りの新刊。『きみって私のこと好きなんでしょ?』からは隔月刊行。
さて、以前から話題に上がっていたように文化祭である。持ち前の頭の良さを発揮して、指宿さんと共に実行委員として辣腕を振るうウラ。
このまま文化祭は大成功やで!と思われたが……。
5巻までで少しずつ進展してきていたウラと指宿さんの関係性がひとつのピークを迎える。今回、ほぼほぼこの2人がメインで前から応援していた身としては嬉しいですよねぇ。
またウラの可愛い系の挿絵があるぞ……一体どこに向かおうとしているのか……w
モモ、ウラ、カナの3人の中学時代に起こったトラブルを背景に進行するんだけれども、この3人の友情めっちゃ良いじゃーん。
過度に関わるんじゃなくて、あくまでも話をしに来ただけ。決めるのはお前自身だぞってスタンス、凄く良いね……。
ウラと指宿さん、落ち着くとこに落ち着いて良かったねぇ良かったねぇ。その後の顛末も読ませてほしいものである。
六章の桃、浦、金、龍って完全に仮面ライダー電王クライマックスフォームじゃん。
帯にクライマックスとか書いてあるから最終巻かとヒヤっとしたんだけど、キャラのネーミングを昔話から取ってる→電王→いつもクライマックスという意味だったんだろうか。紛らわしいことしやがって……。
これで匂わせていた要素は全部出し切ったかしら。エピローグもめっちゃ最終巻っぽい気配を漂わせてくるから、えっ、ラストエピソードがウラメイン回で終わっちゃうの……?と思ったけども、後書きを読む限りは完結じゃない……?うーん、理解らん。
後書きによると織原さんがよく制服を着るのは編集会議を無理矢理通すための技だったとのこと。そうか、シリーズの企画立ち上げ当時は年上ヒロインブームがまだ来てなかったもんなw
今回、誤字誤植が目立ちましたね。ルビの大間違いは一体誰の責任なんだろうな……。
燃:C 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? Vol.5 ~いくつになってもお姫様~(2020/02)
著者リンク
・きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?(2020/04)
・きみって私のこと好きなんでしょ?2 とりあえずデートでもしてみる?(2020/10)
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