【コミカライズ】植物図鑑 3巻【最終巻/感想/ネタバレ】
作画:堤 翔 原作:有川 浩
時間にして一年にも満たない。それなのにこんなにも根を張って枝を伸ばして、想いは咲き誇る。
2016年5月の新刊。
やだ、表紙のへそちらセクシー……。
さて、最終巻。さやかを置いていなくなったイツキ。忘れようにも忘れられない大きな存在の喪失にさやかはひとり涙を流す……。
今回はもう最初からラストへ向けてのクライマックスなので、道端に咲く花を見つけてはほっこりするというようなパートはほぼ無い。
そうだよなぁ、やっぱり最後はちゃんとイツキが帰ってきてハッピーエンドにならないと。それが一生の別れでした、なんて辛いオチは要らへんのや!
原作通りだったと思うが、さやかがほぼ出て来ない最終話はちょっと蛇足のようにも思う。もしかして単行本化の際の書き下ろしかな?
総評
というわけで文庫1冊を綺麗にまとめたコミカライズ『植物図鑑』全3巻でした。単行本だけだと足掛け1年10ヶ月。堤さんとしては3年くらい関わっていたらしいが。
良くも悪くも少女漫画らしい画風だったように思う。原作者の有川さんとしては植物の描写がしっかりしているのがお好みだったとのことだけど、個人的にそこに思い入れが無いのであまりピンとこないかなぁ。
燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A
シリーズリンク
・植物図鑑 2巻(2015/11)
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