「GEAR戦士電童」20周年記念連載 第1弾:福田己津央総監督×古里尚丈プロデューサー【感想/ネタバレ】
矢立文庫掲載。放送20周年を記念した関係者インタビュー第1弾。
バンダイさんから提案があってから紆余曲折を経て放送に至るまでに、随分と変遷があったことが判る。
世界観から違うじゃねーか。最終稿に至るギリギリのところまで電童が喋る設定だったってのは驚きだなぁ。勇者シリーズみたいなイメージか。
もし喋る設定のままだったら銀河と北斗の関係性はまた違ったものになっていただろうな。バディものとしては薄くなったんじゃないかと思う。
放送開始がずれた所為で2クール掛けて集める予定だったデータウェポンを1クールで集め、代わりに2クール目の商品として輝刃を用意したという衝撃の事実。輝刃って半ば後付けだったのか……。
本文中では「ずれた」と言っているけど、正確には4クールから短縮されたんだろうな……。
なお、ドラゴンフレアも凰牙用にパワーアップ予定だったとか。えぇ、ラフデザイン、ばちくそ格好良いじゃん……。
必殺技の文字演出を決めたのはメカデザイナーの野中さんだったのか。今ふと思ったが、『仮面ライダーエグゼイド』や『仮面ライダーゼロワン』、『戦姫絶唱シンフォギア』で技発動時に画面に文字が出るとめっちゃ滾るのって『電童』を見て育ったからなのか……。
C-DRiVE が『舞‐HiME』に繋がったという発言は嬉しい。商業的には不振だったとしても次へのきっかけになったというのはね……。
レーティングや放送時間帯特有の規制により、敵から逃げる子供達も横断歩道を渡らないといけない、というのは興味深い。どういうトンチキがそういう規制を考えるんだろうか……。
ちょいちょい福田監督が黒い発言をしているので、顔が引き攣りそうになるが色々と面白い話が聞けたので、こういう企画は有り難いですね。
燃:A+ 萌:C 笑:A 総:A+
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