【映画】旅猫リポート【感想／ネタバレ】

「僕だって大好きだバカヤロー!!」

2018/10/26公開。原作既読組なのでケーブルテレビでの放送を機にチェックしました。

主人公の悟とその愛猫ナナの貰い手探しの旅。おおよそ原作準拠の構成になってるけど、尺の都合か悟の中学時代の友人の下りは大幅カット。友人の出番自体はちゃんとある。
中学時代のエピソードが一番薄いと判断されたんやろなぁ……。なお、脚本は有川さんもクレジットされているので原作者判断っぽいね。

猫ちゃんの撮影、めっちゃ大変そうだよな……。画面に移さず、役者さん達のリアクションでそこに猫がいるように思わせるカットもいくつか。
あれ、猫が画面にいるカットでも鳴き声は別で入れてるんだろうな。

原作通りナナの心の声が随所に入る形に。僕は動物は喋らない方が可愛い派なんだけども。
脇役の猫ちゃんのキャストがみゆきちなのって、有川さんがオファーしたんかな。確か親交があるって話でしたよね？
ちょっとしたシーンでもロケに行ってるみたいなので予算規模の違いを感じさせるでぇ……。ペンションを丸ごと借り切って撮影したんかしら。

原作の見ている側の感情を抉る内容をしっかり再現してきやがって……(´；ω；`)
それでも個人的には原作の方がキツかったかな。悟の身体が弱っていくシーンのストロークがもっと長かったような。
こちらではシーンが切り替わると一気に衰弱してしまっていた印象だったわ。

クレジット見るまで気付かなかったけど、小学生時代の悟、コグマスカイブルーじゃん。戦隊ヒーローが成長して仮面ライダーになったんかｗ
クラスメイトの友人は成長して仮面ライダースペクターになってるし……。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：B+　総：Ａ

原作リンク
・文庫版 旅猫リポート（講談社文庫、2017/02）

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