【漫画】パタリロ! 52巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「頭で理解しようとするな!こんなものはいきおいだ!」
1993年9月刊行物。
『みんな友だち』では平気でバンコランに惚れ薬と謳って毒薬を渡すパタリロがすき。バンコランもこれを利用して、少額でパタリロを動かすことに成功するんだから流石長い付き合いであるw
『黒山羊の尻尾』は時間の輪が閉じてしまう恐ろしいお話。願いを3つ叶えるというギミック、使い方を間違えなければ幸せになれていたんだろうか。いや、どんな願いであっても自分以外の誰かにとんでもない悪影響が出てたかな……。
前に脳天を撃ち抜かれても正露丸で治っていたパタリロが普通に凶弾に倒れるの意外過ぎるw
『闇の服飾師(ドレスメーカー)』『ゴダールの亡霊』は服飾師のゴダールが登場。最初はあくどい金儲けを企む奴というだけだったが、意外な方向へ展開していって。
自分のおしっこを飲む飲尿健康法って今でも有効と考えられてるっぽいな。魔夜さんってこういう様々な分野の雑学をどうやって仕入れてるんだろうな。
バンコランが下着を付けないタイプって今までにも言及されてたっけ?排泄物の染みなんかがズボンに直接付いちゃわない?
霊感青年44号、久し振りに出て来たな。何か出て来る度に久し振りって言ってる気がするw
謎を残したまま終わってしまい、後味の悪いゴダール編。これってこのままクローズだっけな。
ミステリ編『聖夜のできごと』は考えさせられる読み味ね。金のためなら恩人を平気で裏切る奴もいれば、何の関係も無い孤児院に多額の寄付をする者もいるってわけで……。
ミステリ編『ジラードの遺産』では推理小説マニアは謎の上謎を重ねたりしないという言及が。そうなのぉ?むしろ謎がひとつ解けたら新しい謎が湧いてくる方が楽しいんじゃないの?
バンコランの礼はするっていう言動が本当にお礼を言うだけっていうの新しいな。そんな躱し方があるとはw
燃:B+ 萌:A- 笑:A+ 総:A+
シリーズリンク
・パタリロ! 51巻(1993/04)
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