【舞台】RIDE KAMENS The STAGE【感想／ネタバレ】

「トランシーバー!?トランシーバー!?!?」

2025/01/25の東京公演２回が配信決定。公演が始まってもなかなか配信するって発表しないからやきもきしちゃったぜ。私は夜公演を配信で視聴。
2024/05からサービスが始まったスマホゲーム『ライドカメンズ』が舞台化。これ、流石に人気を受けて舞台化決定ってスピード感じゃないよね……。最初からやる前提で進めてたな……？
ゲームだけじゃなくて『ライドカメンズ』っていうデカいパッケージでの展開を考えてるんだろうか。

流石にゲームをプレイする時間はとれなくて実況プレイをちょろっと見たくらいの前提知識しかないんだが、舞台ならチェック出来るだろうと思いまして。
舞台とライブの２部構成。ゲーム本編には歌もダンスも微塵も関係無いはずだけど、どういう意図なんだろうね。2.5次元舞台だと当たり前のことなんかしら。
脚本はゲーム本編のメインライター悠也さんとサブの内藤祐介さんという鉄板の布陣。
脚色／演出には仮面ライダー舞台に造詣の深い毛利亘宏さん。『斬月』も『風都探偵』も関わってたよね。

ライダー達のキャストは全然知らない人ばっかりだけど、藍上（あいじょう）レオン役には『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ソノシの記憶がまだ新しい廣瀬智紀さん。
舞台オリジナルキャラ久遠瞬十（くおん・しゅんと）役には古谷大和さん。『仮面ライダーアウトサイダーズ』でもエコルというラスボス役だったなｗ

まずは舞台の方から。
ゲーム本編の合間を埋めるようなストーリーとなっていて、ギャンビッツインの名前が出ているということは時系列は第２部以降なのか。
ゲームのプレイヤー＝ライダーをサポートするエージェント＝観客という構図になっていて、かなりゲームに忠実なつくりになっている様子。

現状18人いるライダーを全員出すわけにもいかんよなというのは想像に難くない。案の定、出演するのはジャスティスライドの４人とマッドガイの３人、それにタワーエンブレムから高塔雨竜（たかとう・うりゅう）の８人のみ。
変身した姿でしっかり出番があるのはジャスティスライドだけ。マッドガイは変身後の出番はそんなに長くないし、雨竜にいたっては変身せず。
まぁここは尺とキャスト人数のバランスを考えると、この辺が妥協点だろうね……。

本作のライダーは変身しても素顔が見えるデザインなので変身前後通してひとりのキャストが演じている。アクションシーンもボリュームたっぷりなので、相当練習積んでそうだよな……。必要な体力を想像するだけで眩暈がするｗ
クリアパーツのマスク越しの視界めっちゃ悪そうじゃない？大丈夫？
なお、変身バンク映像はゲーム準拠のものが用意されている。アニメのバンクを三次元の人間で再現すると違和感が凄いｗ

舞台単体で見ても素直に面白かったな。仮面ライダーとは何か、という永遠のテーマがきっちり盛り込まれている。
尺が長いので何回かに分けて視たんだけど、早く続き見てぇなって思わされてしまった。まぁ普段舞台を見ないから、新鮮さも相俟って面白かったのかもしれんけど……。
唐突に始まる謎ダンス良いよな。

ライダー達はゲームからそのまま飛び出してきたかのようなキャラの立ち方をしてますねぇ。立ち方ひとつとってもキャラがブレないように徹底されているというか。狂介（きょうすけ）、片脚を上げるポーズ多用し過ぎでは？
そんな中でレオンだけはテンション違くない？こんなボケ散らかすキャラじゃないだろｗ

廣瀬さんがいちいち楽しそうで笑っちゃう。トランシーバーの下り、面白過ぎて何回も見てしまう……ｗ
パティスリーノブヒロモウリじゃないのよｗどこまで脚本に書いてあんだよｗ

ラストシーンで才悟（さいご）が瞬十の癖を真似て去っていく画、エモかったよねぇ……。

２部のライブは歌とダンス。専用の衣装と曲が用意されていて、こちらもまた凝っている。歌は事前収録したものを流している？口パクかな？
主題歌やっぱかっけーよな。フルサイズ配信されてっかな。後でチェックしよ……。
日替わりで２名を選出しての歌唱も。その場でランダムに決めてる風に見せてたけど事前に決まってるのか。

そんなわけでまともに摂取したのは初めての『RIDE KAMENS』でした。いやはや面白かったな。そこは流石の悠也さんということなのかなぁ。第２弾があればまた見たいな。
って大阪公演の大千秋楽配信もあるんかーい！知ってたらそっちを視たのだが……。
まぁチケットの捌け具合を見ながら情報を小出しにしてるのかもしれないけどね……。

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