彼女は眼鏡HOLIC <3>

彼女は眼鏡HOLIC3 (HJ文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:トモセ シュンサク

「わたし……亞衣ちゃんの眼鏡になりたい」
「…………………………」
「良いわよ――それじゃあ、きちんと正しい位置で掛けないとね」

作者病気www

約2ヶ月1週間の積み。4ヵ月振りの新刊にして完結巻。
今回は思いっきりシリアス方向に話が進み、終盤までバトルに次ぐバトル。バトルは要らんわ……。いかにもな敵とか出されてもなぁ。

眼鏡への愛は相変わらず凄い。眼鏡はただ一人の主にために仕える騎士と同じとか。
メガネの錬金術師はしょうもなかったがw

オチは百合百合ん。
一応完結という形はとっているが、どうにも打ち切り臭い。急に設定をどばどば出したりしてるし。

総評

そういうわけで、『彼女は眼鏡HOLIC』全3巻これにて完結。これは間違っても眼鏡っ娘萌え小説ではない。眼鏡LOVE小説である。
眼鏡への愛が尋常ではない。
ストーリー自体はそれほどでもなかったが、その着眼点は面白かった。馬鹿小説はやり切れば凄いことになるという証明になっていると思う。

燃:B- 萌:A- 笑:B+ 総:B+

HJ文庫

Posted by お亀納豆