彼女の運命ゲーム系
これまで生きてきて、下品なことは何一つやっておりません。
だから、おならもしません。
あれは天使のフルートです。
であるならば、もちろんうんこもしません。
ファンタジーをします。
今朝のファンタジーは天使のフルート高らかに、なんだかすごくファイナルファンタジーでした。
電撃文庫2010年12月の新刊。約2年6ヶ月の積み。『赤の9番【隷従】』からは11ヶ月振り。
相原さんって、電撃小説大賞出身なのかな?賞は獲ってない筈だけど……。
イラストはスーパーダッシュ文庫『白翼のリンケージ』、スニーカー文庫『竜魔杖のコンダクター』等の挿絵を描いてるIsIIさん。
主人公、和水(なごみ)の携帯に、いつの間にかインストールされていた『ライフ・マニュピレーター』。
それはサイコロを振ってポケットと呼ばれる駒を進めていく、現実世界を舞台にしたゲームだった。
これをきっかけに、幼い頃に疎遠になった幼馴染みと再び仲良くできると考えた和水はゲームに参加して……というお話。
電撃が好きなイメージのある現実世界を舞台に展開するゲーム小説的なアレ。いや、土橋さんが好きなだけかもしれんが。
運命はゲームに左右されたりなんかしない!自分達の手で切り開くものだ!(キリッ
みたいなオチなんだけど、( ´_ゝ`)フーン
なんだろう、もっとルールをかいくぐって危機的状況を突破するみたいな展開には出来なかったのだろうか……。
中途半端に異能力バトルっぽくして、どっちつかずになってるよなぁ。歩美以外にもポケットが現れて、バトル展開かと思えば、そのときだけだったしな……。
次は2011年11月に『イヤになるほどヒミコなヤンキー』、2012年4月に2巻、2013年6月に『漆黒のエインヘリアル』。刊行ペース遅過ぎだろ……。
燃:C 萌:B 笑:B- 総:B
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