FORTHシリーズ 連射王〈下〉
「それは、もはやタイトルという枠を超えた一つの称号ね。あらゆるゲームの中で、難度の高いシューティングゲームを縦横にプレイ出来る者だけが持てる最高の攻撃手の称号であり、そしてゲームが出来ない人々を絶対に楽しませることが可能な、……ゲームセンター最強の守り手の呼び名」
「連射王。━━と、そういうべきかしら」
やだ、格好良い……。
2013年3月の新刊。約11ヶ月の積み。連続刊行。
さて、シューティングゲームを通して、己と向き合っていく高村。実際にゲームをプレイしているシーンよりも、それを通して自分の進路や人間関係について考えているシーンの方が面白い。
だから、上巻より面白くなっていると感じるのか。
今読んだ方が面白いと感じるのは何故なのか。ハードカバーで読んだ当時は、川上さんの作品=『終わりのクロニクル』って印象が強かったから、全然ギャグの無い内容に対する戸惑いがあったのかもしれん。
ただ、やっぱりラストの、え、そこで終わるの!?感は当時と同じレベルで思うなw
いやしかし、これを読むと、本気という言葉について考えさせられるな。何に対して本気になるかは人それぞれって話でなぁ。
自分はラノベやニチアサ、ブログ対して本気になれているだろうか、と。
後書きは文庫用に新しくなっています。
次は2013年5月に『ホライゾンⅥ〈上〉』、7月に『Ⅵ〈中〉』、9月に『Ⅵ〈下〉』、2014年2月に『Ⅶ〈上〉』、4月に『Ⅶ〈中〉』。
燃:A- 萌:B+ 笑:C+ 総:A+
シリーズリンク
・FORTHシリーズ 連射王〈上〉(2013/02)
世界観リンク
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅥ〈上〉(2013/05)
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