【漫画】凍牌 -ミナゴロシ篇- 10巻【最終巻/感想/ネタバレ】
作:志名坂 高次
鳳凰は、2度羽ばたく。
2021年8月の新刊。
表紙はぐるっと巡ってケイ。最後だからかめっちゃ爽やかな雰囲気。
さて、いよいよ決着の時。白翁の軍門に下ったかに見えたケイ。しかし、その心は未だ折れていなかった。
ケイの氷に絡め取られた白翁は最早惨めな老人に過ぎず。盲牌も出来なくなり、チョンボを晒してしまうとは……。これが帝王の末路なのか。
最後はケイと堂島さんの一騎打ちに。初期の初期からぶつかり合い、時に共闘して、時に師弟関係にも見えた2人の決着が遂に。これは感慨深いよねぇ。
食事の内容を100日分思い出せるとか、震えてるよ?とか初期を思い出させる台詞が色々あったのもエモい。
あっ、ケイと優、籍を入れたっぽいな。アミナは養子縁組で妹に。最後は堂島さんと平和に卓を囲んで幕。随分と平和なフィナーレと相成ったな。
総評
そんなわけで最終章を謳った『凍牌 -ミナゴロシ篇-』全10巻、これにて完結。単行本だけだと足掛け3年4ヶ月。『人柱篇』の16巻に比べて早い終了となったか。
うーん、殺伐としたサブタイの割にはこぢんまりとまとまってしまった感が否めないかなぁ。白翁も強キャラ感バキバキのビジュアルから惨めな結末だったし……。これ以上エスカレート出来なくなったのかしら……。
学生時代から読んでいた本作もいよいよ完結か~としんみりしていたのに、まだ続くんかいw
同一世界観で主人公交代して続ける感じかねぇ。
燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・凍牌 -ミナゴロシ篇- 9巻(2021/05)
・凍牌 コールドガール 1巻(2022/03)
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