クラック・ハウンド <3>

クラック・ハウンド 3 (ジェッツコミックス)
原作:榊 一郎 作画:前川 かずお

「…亜麻音ちゃん、本気にしちゃいけねぇ…」
「俺は<詐欺師>。騙すのが商売さ」

3巻にして完結巻。打ち切りのようにも見えるし、予定通りの完結のようにも見える。どっちなんだろうなぁ。

存在破綻者を個々に撃破していても埒が明かないどころか、亀裂は広がるばかりとの判断は状況を黒衣の未亡人との直接対決へと導く。

ちゃんと黒衣の未亡人は倒せたし、露骨な俺達の戦いはまだまだ続くエンドではなかったので、まあいいか。
何にしても、登場人物がバサバサ死ぬので否応なく盛り上がっちゃう。

総評

そういうわけで、まさかのコミカライズ『クラック・ハウンド』全3巻でした。トクマノベルスEdgeで1冊出したきりで止まっていたシリーズをこういう形で一応とはいえ、完結まで漕ぎつけたことに感動した。
しかし、一体どういう事情で、こんなことになったんだろう……。

燃:B 萌:B- 笑:C+ 総:A-

クラック・ハウンド 聖人の条件 (トクマ・ノベルズ EDGE)
クラック・ハウンド 聖人の条件 (トクマ・ノベルズ EDGE)