魔法科高校の劣等生⑬ スティープルチェース編
「……お兄様の、他の女の子に優しくしすぎないところ、深雪は好きですよ」
「……お前も大概、悪女の素質があるよな」
2014年4月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。半年振りの新刊。やはり書き下ろしになった途端、ペースダウンしたな。
さて、2年度の部、入学編が終われば当然、次は九校戦なわけで。
突如、大幅な競技内容の変更が行われ、各魔法科高校は対応に迫られる。前回との差別化という意味では面白いけど当事者達からしたら堪ったもんじゃないよな……。
勿論、大人しく試合が進むわけもなく、裏では陰謀が渦巻いていたり。今回はそちらの描写にウエイトが置かれ、試合の方はダイジェストのような形になっている部分が多い。
流石に1回目と同じような展開には出来んわな……と思っていたら、構成上零れた試合のエピソード等は短編として発表されるらしい。ぎゃふん。
形式は未定なので雑誌掲載となるのか、いきなり短編集でも出るのか……。
そんな具合で話が進んでるんだかそうでないんだかよく理解らない本作、遂に私の心が折れました。というわけで次はもう買いません。
『禁書目録』も同じような理由で折れたんだよな……。
次は2014年7月に新作『ドウルマスターズ』、9月に14巻『古都内乱編〈上〉』。
燃:B- 萌:A 笑:C+ 総:B+
シリーズリンク
・魔法科高校の劣等生⑫ ダブルセブン編(2013/10)
著者リンク
・ドウルマスターズ <01>(2014/07)
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