【感想】戦うパン屋と機械じかけの看板娘 <4>
「そういうものさ……人間なら、矛盾しながらも、そうしてしまうもんだろ。なんでも理屈で割り切れるものじゃない」
2016年4月の新刊。約3ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
感謝祭用のお菓子作りを依頼され、張り切るルート。そんな中、親衛隊のヒルデガルドと「人狼」と呼ばれる工作員がルートの命を狙いオーガンベルツに現れて……。
自分を殺しに来た筈の敵達をあっさりと店の従業員として受け入れるくだりなんかはハートフルで良い。お人好しなルートが大好きなスヴェン可愛い。
そのまま無事に祭りが終われば良かったんだけど、ゲーニッツの動きが益々きな臭く。
このシリーズ、モブや脇役は結構容赦無く死んじゃうんだよな。ハイドリゲとサリヤ兄妹の結末、報われなさ過ぎでしょ……。
そしてスヴェンはパン屋を去り、トッカーブロートの中には誰もいなくなった……というところで続く。あれ、これは次巻で終わりかしら……?後書きでは、どうとでもとれる言い方してるけど……。
次は2016年8月に5巻。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・戦うパン屋と機械じかけの看板娘 <3>(2015/12)
・戦うパン屋と機械じかけの看板娘 <5>(2016/08)
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