【アニメ感想】思春期美少女合体ロボ ジーマイン 最終話「哀切 虚空に散りゆくひと」
「全ては春の淡雪━━」
通常OPで最終回開始。どうやら失敗続きで後が無くなったらしいオーガピエンスの幹部?はあやめ達を直接襲ってくる。
彼女達を守った甲児は囚われの身となり制裁を受けることに。と思ったら、普通に動けるレベルで助かっている不思議。オーガピエンス、身内の始末がいい加減だな……。別に情が湧いて助けてあげたというわけでもなかろうに。
これまでよりも巨大な敵に立ち向かうジーマイン。ペキンパー閣下が今まで否定していた機体名を言ってくれるのが嬉しい。
ジーマインの合体バンク、もしかしてカット増えてる?腕部から手が飛び出すカットなんてあったっけな?初見のときより格好良いと感じたんだが。
戦闘もいつもよりクオリティが高く、各部を損傷させながらも戦うジーマインに往年のロボアニメの壊れの美学を感じる。
ピンチが迫ると、またしてもあやめ達の実母が力を貸してくれる。さつきをジーマインの内部へと転送し、パワーアップ。
主題歌を流してくれたのは嬉しかったが、何故中途半端なところで切ってしまうのか(´・ω・`)
戦い終わって、何故か破壊された浅草の町並みは元通りに。海底に沈んだ筈のジーベースも見付からず。
甲児も行方不明になって、全ては幻だったのか……。いや、生きていたペキンパー閣下は海底に埋もれていたジーマインを再発見。
そして断片的に描かれる未来の戦い。あれはジーマインの強化合体した姿なのか……というところで終了。
事前に続編を示唆する終わり方をするとは知っていたが、何とももやっとする結末ですなぁ。
総評
そんな具合でサンライズ初のOVA『思春期美少女合体ロボ ジーマイン』全6話でした。最後までタイトルと本編の内容に齟齬を感じる作品だったな。どう考えても、このタイトルで釣った客を落胆させると思うんだが……。
ストーリーは明らかに折り返し地点で終わっているが、思うにこれはある程度売り上げが出れば、後半戦6話分をリリースするつもりだったのではなかろうか。
今、軽くネットの感想見たらボロクソ言われていて笑う。いや、言われても仕方の無い出来だとは思うが……。
結局、ジーマインの設計図を描いたのは誰なのかとか、何故あやめ達だけがジーマインを操縦出来るのかとか、オーガピエンスの目的は何なのかとか、全然理解らんままだったもんな。
未来で起こった戦いの延長戦が過去で繰り広げられてるってことなのかしらね。
流石に今更続編が発表されたりしないでしょと思う一方で、矢立文庫なんて企画もあるからワンチャンくらいはあるかもしれん。
燃:A+ 萌:A- 笑:C 総:A
エピソードリンク
・第5話「驚異 ジーマインMAXパワー」
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