鋼殻のレギオスⅢ センチメンタル・ヴォイス

センチメンタル・ヴォイス―鋼殻のレギオス〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  巻頭に簡単なキャラ紹介が付くように。主人公レイフォンの次にリーリン。流石正妻。しかも今回はグレンダンに居る彼女の周辺にも動きが。今後、ツェルニに居るレイフォンと絡んでくるのかは判らんが、天剣授受者リンテンス、サヴァリス、カナリスが登場。レイフォンが抜けた分は、まだ空席らしい。でも天剣が十二人揃わないと意味が無いって、どういう意味だろう。

  で、リーリンの側で、あたかも庶民のように暮らしているグレンダン女王、アルシェイラ・アルモニス。何、このお茶目な女王。つーか、今巻だけで、一気にリーリンの重要性が上がった気がするぞ。

  一方、第十七小隊は第五小隊と合同で、廃都市の調査。その最中、レイフォンはその都市の電子妖精と遭遇する。何か「イグナシス」が、どーのこーの言うてるんですが。この辺は『レジェンド・オブ・レギオス』に繋がっていくんだろうなぁ。

  にしてもグレンダンの武芸者の家系の伝わる様々な奥義的な技を見ただけで、自分のものに出来るレイフォンの最強具合と言ったら。リーリンという正妻がありながらの浮気っぷりもあれですが。

  どうでも良いけど、フェリの太股の感触を楽しんで、ラブコメるのは結構ですが、汚染物質対策のスーツなのに、絶対領域があったら、汚染物質に侵されまくりじゃね?外に出るときは、そこも覆うんだろうか。

  つーわけで、三巻でした。電子妖精とか天剣授受者とかで、面白くなってきました。

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