【ラノベ感想】いづれ神話の放課後戦争６ －魔眼の王と女神覚醒－【６巻】
著：なめこ印 イラスト：よう太
「……りたい。護りたい！答えが欲しい！私だって好きなんだ！」
『━━わたしも。わたしも雷火くんが好き！彼を護りたい！』
「だから」
『━━だから』
『「━━戦おう！」』
2017年４月の新刊。約３ヶ月２週間半の積み。４ヶ月振りの新刊。
表紙は覚醒したブリュンヒルデ／シャロ先輩。これはまだ表紙キャラが重複したとは言えないのではないか……。
横乳！横乳！
ブリュンヒルデとシャロ先輩からの告白に戸惑う雷火。答えの出せないまま臨んだ決戦は予期せぬ展開を迎えて……。
雷火の全ての原動力となっていた神への復讐。しかしそれは仕組まれたものだった。おいおい、天華が黒幕だったのかよ……そんなんアリか……。よく雷火の心、へし折れないな……。
普段、文字密度が低い作品だから天華の怨嗟が１ページにみっちりと埋まっているのは不気味でしたね。
雷火を守るため心を重ね合わせるブリュンヒルデとシャロ先輩。今まで戦いでは蚊帳の外だった先輩もいよいよ参戦か。
進化したブリュンヒルデのデザイン、正統派パワーアップフォーム感出まくりで好き。
いやしかしこのパワーアップのノリ、完全にシンメトリカルドッキングでしょ……。アツい……アツいね……。
更にエミリーと姫子も増援として駆けつけてくれる。おお、これは心強い。万全という感じではなさそうだけど、孤軍奮闘しなくて良いというのは助かる。
完結へ向けて進んでいるのかと思いきや、まさかの第１部完でした。打ち切り完結ではなく、ちゃんと続きます。
次は2017年８月に７巻。
燃：A+ 萌：Ａ 笑：Ｃ 総：A+
シリーズリンク
・いづれ神話の放課後戦争５ －魔眼の王と狂神咆哮－（2016/12）
・いづれ神話の放課後戦争７ －魔眼の王と堕天聖女－（2017/04）
| いづれ神話の放課後戦争〈ラグナロク〉6 ―魔眼の王と女神覚醒― (ファンタジア文庫) | |
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なめこ印 よう太
KADOKAWA 2017-04-20 |
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