【ラノベ感想】バーサス・フェアリーテイル2 -バッドエンドな運命のヒロインを救い出せ-【2巻】
著:八街 歩 イラストれい亜
「……すり~ぴんぐ~」
2017年12月の新刊。約6日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は灯萌が来るかと思いきや、あれ誰これ……あ、委員長なのか。ただ水着なんじゃなくて制服がはだけていて、その下に水着という構図がけしからん。
さて、夏休み。無人島での強化合宿に参加することになったソーシ。しかし、それは学園に潜入しているスパイを炙り出すためのもので……。
まぁ水着回となったら口絵で攻めるしかないよね。灯萌の水着、どういう構図になってんだよ……。
相変わらずバトル描写の容赦の無さよ。今回はリセットっていう設定もあるから、すぐにボロボロになっちゃう。
繰り返しの回数もとんでもない桁数になっとるで……。
仲間だと思っていた委員長は『運命侵蝕者』のスパイだった。悲劇マニアというぶっ壊れた心の委員長と対峙したソーシは彼女を説得する材料を探していく。
シリアスな展開だった筈なのにエピローグで急カーブを描くのやめろw
ヒロインだと思っていたら敵で、敵だと思ったら、最終的には雌奴隷だったってどういうことなの……。
委員長によってもたらされた第五階梯の『運命侵蝕者』のコードネーム。小難しい感じに片仮名のルビを振るという古き良き厨二ネームでほんと好き。
特に『永遠輪廻機関(リィン・ゼフォルティン)』がドチャクソ格好良い。
『運命保全者』側にも〈九星衆(メシア)〉という存在がいるのが良いね。最近のラノベには厨二成分が全然足りてないんだよなぁ。
ラストが最終決戦が始まる……と書いてあって、あちゃー3巻で打ち切り完結かーと思っていたら、後書きの最後にしれっと今回で終わりって書いてあって白目。
ぢぐじょぉぉおおおおおおおおお何でだぁああああああああああああああああ!!
こんなに潔いラノベの打ち切り、久し振りに見た気がする……。大体はもうちょっと区切りをつけようとしている印象がある。
くそっ、灯萌のヒロイン回が巡ってくるまでは終わってほしくなかったのに……。何でや……何でギャル系ヒロインより委員長を優先したんや……。
あっ、『キラキラ☆プリキュアアラモード』ネタは評価したいと思います。
燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・バーサス・フェアリーテイル -バッドエンドな運命のヒロインを救い出せ-(2017/07)
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バーサス・フェアリーテイル2 ―バッドエンドな運命のヒロインを救い出せ― (ファンタジア文庫) | |
八街 歩 れい亜
KADOKAWA 2017-12-20 |
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