【ラノベ】始まりの魔法使い3 文字の時代【3巻/感想】
著:石之宮 カント イラスト:ファルまろ
「好きな相手と同じ時間を過ごして、同じように生きていける。そして、その後に続くものを残せる。それは、あるいはこの世で一番幸福なことなのかもしれない」
切な過ぎかよ。
2018年2月の新刊。約2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は先生とリン。先生は人間の姿を得ても、表紙には竜の姿でしか出られないのね。美少女と竜って絵になるからな……。
さて、時代はまた進んで竜歴637年。先生は未知を研究するための機関、大学の設立に着手。その傍らには長命種である人魚のリンの姿もあって……。
新キャラのエルフ、水色が凄く可愛くて辛い。おっぱいの大きいキツめの敬語エルフとか最高かよ……って膝から崩れ落ちてる。
ゆーちゃん、馬鹿猿って呼ばれるのは嫌じゃないってMの素質があるのでは……。
ゆーちゃんとの間に子供をもうけたことで人間になってしまった水色。エルフとは比べものにならないくらい短い寿命の身体となってしまった彼女の姿は幸せそうで。
先生は大切な人に先に去られている描写があるだけに、それがいかに幸福なことであるかが刺さって辛い。
めっちゃ切ないやんけ……(´;ω;`)
エルフが人と交わった先にあるのは滅びの未来。紫さん、もう会えへんのん……(´・ω・`)
水色の死を悼んでくれる群青良い奴かよ。好き。
小妖精のティアと巨人族のルフルの友情がハートフルでなぁ。おじさん、こういうのほんと大好きなので、もっとショートショートみたいなのを間に挟んでほしいでござる。
先生のために記憶さえも代償にしてしまうリン。最後の数10ページがまたクッソ切ないんですよ。
遥かなる未来で記憶を取り戻す日は訪れるのか……。
アイはアイで転生は出来たけど、先生に出会えないままに亡くなってしまった模様。でもエルフ達が化物扱いだった理由は何なんだろう。
ユウキはユウキで順調に記憶を子孫へと引き継いでいるっぽいな。もしかして各時代のヒロインが一度は退場して最終的に大集合した状態が1巻のプロローグということなんだろうか……。
後で確認しとこう。
おいおい、益々面白くなってきたじゃないの……。カクヨムの方はどうなってるの……チラって見に行ったら、今巻の先はほぼほぼ白紙の状態で白目。
燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:S-
シリーズリンク
・始まりの魔法使い2 言葉の時代(2017/09)
・始まりの魔法使い4 魔術の時代(2018/09)
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始まりの魔法使い3 文字の時代 (ファンタジア文庫) | |
石之宮 カント ファルまろ
KADOKAWA 2018-02-20 |
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