【映画】ONE PIECE エピソードオブアラバスタ砂漠の王女と海賊たち【感想】

「お前が何処の誰だろうと！俺はお前を!!超えていく!!!!」

2007年３月公開。
最近溜めていた原作を読んだらめっちゃおもろいやんけ！となって、そのタイミングでアニマックスで放送があったので見てみました。以前から気になってはいたのよね。

劇場版８作目は従来のオリジナルエピソード路線とは一転して、原作の盛り上がり所を切り取って再構成したものに。
この頃は毎年映画をやってたんだな。

右肩下がりの興行収入に歯止めをかけるべく、感動路線に振るというコンセプトだったのかな。確か当時の宣伝も感動するよ！みたいな方向でプッシュしていたような。

最初に仲間の印である腕のバッテンを印象づける必要があるからか、ボンクレーとの出会いからスタートして、その直後にアラバスタ上陸。
バッテンを見ただけで、ラストシーンが想像出来て涙腺が緩む俺です。

おおまなかな流れは原作通りの模様。アニメ→原作の順に触れているが、それももう10年くらい前なので記憶が相当薄れてるぜ……。

「俺達が死んだら━━━━誰があいつをぶっ飛ばすんだ!!」っていうｸｯｿ熱い台詞、ＣＭで聞いた覚えがあるんだが、劇中ではカットされたのかな。それとも俺の記憶違いか。

作画はあまり凄ぇ！ってなるレベルではなかったか……？『ONE PIECE』の映画ならもっと超絶作画があるのかと思ってたんだけど……。
それにバトルの決着シーンで止め絵をわざと入れる演出ダサくね？テンポが悪いだけだと思うんだが……。そこは『ONE PIECE』らしく、どん！！！！だろ。

ロビンの描写がしっかりあるんだけど、必要かなぁ？しかも原作では、この時点で出ていなかった筈の情報まで付け加えられている。
もしかしてこの時点ではエニエス・ロビー編も映画化するつもりだったのかな……。

この後、「エピソード〇〇」っていうタイトルで色々展開していってたから、てっきり成功したんだと思ってたんだが、興行収入は回復しなかったのかｗ

翌年も原作の再構成手法でチョッパー編をやっているが数字は回復せず、結局その後は尾田さんが直接噛んで原作と連動するオリジナルエピソードでやる方が当たるということが判って、数年おきにやる方式に落ち着いたってことか。

おっ、テレビで放送された際には新作カットが追加されてるのか。どうやらビビが何故麦わらの一味と行動を共にすることになったのかが描かれている模様。やっぱり説明不足って意識はあったのかよｗ

燃：Ａ　萌：Ａ　笑：A-　総：Ａ

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