【ラノベ】クラスのギャルとゲーム実況 part.2【2巻/最終巻/感想】
著:琴平 稜 イラスト:ぺらぐら
「なんかもう一周まわって、死こそが唯一の安寧みたいなところがある」
2017年8月の新刊。約9ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は相変わらず花か。
さて、今回の連作短編集っぽい雰囲気で話が進む。花の友人のサキは大のゲーム嫌い。そんな彼女の自分のもう1つの顔を隠している花だったが……。
クラスのギャルと秘密協定を結んでいるというシチュエーションが堪らなく刺さる。自分だけが知っているヒロインのちょっと抜けた一面って良いよね……。
ショッピングモールのシーン、完全にデートなんだよなぁ……。
1巻であまり評判が良くなかったのか、ゲーム実況動画の再生数を伸ばすテクニックみたいな話は殆ど無かったかな……。そういう技巧的なところも面白かったのだが。
終盤の盛り上げ方から何となく察せられるんだが、やっぱり打ち切り完結か……。
うん、いや気付いてたで。結構長いこと積んでるのに続きを買うかどうか判断する必要に迫られていないということは、つまり打ち切りだってさ……。
何でや、俺のツボにはぶっ刺さるシチュだったのに……。突き抜けるだけの何かが足りなかったということなのか……。
やっぱり最初からヒロイン枠が4人というのは多過ぎたのでは……。そこに更に妹だの巫女さんだの出してたら、そりゃ1人毎の描写は薄まっちゃうよなぁ。
やっぱりこう花との関係性を前面に押し出す形でやっていただきたかったですねぇ。花のリアクション芸、結構愉快だった。
それにクールな妹ちゃんも好き。ありす師匠の活躍、もっと拝みたかったな。
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・クラスのギャルとゲーム実況 part.1(2017/04)
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クラスのギャルとゲーム実況 part.2 (ファンタジア文庫) | |
琴平 稜 ぺらぐら
KADOKAWA 2017-08-19 |
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