【コミカライズ】仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 1巻【感想】
原作:石ノ森 章太郎 漫画:真じろう 監修:小林 靖子
「私たちを創ったのがニンゲンなら私たちを壊すのもニンゲン……か」
2018年6月の新刊。
第1話のみモーニングに掲載され、以降はDモーニングで連載されている外伝コミカライズが早くも単行本で登場。
野座間製薬によって生み出されたアマゾン実験体を主人公に据えて、彼等の悲哀が描き出される。
時系列は抑制剤が切れる辺りから始まっており、今巻だけで『Season1』の最後まで到達するくらいのスピード感。
人間社会に違和感無く溶け込んでいた実験体達。専門的な知識が必要な職業に就いている個体もいたけど、その辺の理由をちゃんと説明してくれたのは嬉しかったですね。人間の死体から記憶を移植するなんてバキバキに闇の深い研究やんけ……。野座間製薬怖過ぎかよ……。
この会社、普通に就職サイトとかに求人載ってるんだろうか……。
ある筈の無い幼い頃の記憶に戸惑う主人公、昇(しょう)。気の良いあんちゃんって感じだけど、食人衝動がどうしようもない時点で絶対ロクな結末にならないでしょこんなの……。
一応ヒロイン枠の筈の紬さん、トラロックや仲間達の覚醒を目にしても冷静な対応を崩さないのが頼もしくてクールで素敵なお姉さんといった雰囲気だが、冷静過ぎるので何か裏があるのでは……と思ってしまう。靖子にゃんが監修してるんだぞ、油断するなよ。
これを読むと、アマゾンだって平和に暮らしたいんや!ってことがゴリゴリ伝わってきて辛い。駆除班と仁さん、何でアマゾンを殺すのん……?と思ってしまうまである。
そんな具合で外伝でした。結末を読むのが怖いと思いながらも続きが気になる展開です。2、3巻くらいでさっくり終わる感じかしらん。
燃:A 萌:A- 笑:C 総:A+
シリーズリンク
・仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 2巻(2019/01)
本編リンク
・仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判(2018/05)
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仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火(1) (モーニング KC) | |
真じろう 石ノ森 章太郎
講談社 2018-06-15 |
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