【映画】風立ちぬ【感想】
「僕達は今、1日1日をとても大事に生きているんだよ」
2013年7月公開。
金曜ロードSHOW!でノーカット放送するというので視聴。以前に後輩達が面白いと言っていたのを思い出しましてねぇ。
飛行機に並々ならぬ憧れを抱き、やがて設計者となる主人公、堀越二郎の半生を描く。
流石ジブリやでぇと思わせる圧倒的な作画パワーに戦慄するよね。普段劇場用アニメって殆ど見ないから余計にそう思うのかもしれない。
元々宮崎監督はアニメ映画は子供のために作るものという考えだたところを翻して、本作を制作したとのこと。
成程、だからこれ万人向けか……?と思われるような雰囲気になってるのか。
割とガチで設計の話をしているシーンも多いのだが、これは大人でも退屈に感じる人が多そうである。
勉強会まで開いちゃって、まぁ意識の高いこと。飛行機の設計ともなれば、仕事で嫌々やっている奴なんかいないか。
二郎のキャストは本来俳優ですらない庵野秀明さん。ジブリ作品は元々声優ではない人を起用することが多いし、棒読みかどうかは特に気にならなかったな。
闘病しながら二郎を支えた妻の菜穂子さんとの恋が切なくてなぁ。いちゃいちゃシーンをがっつり挟んでおいてからの、綺麗な姿だけ見てもらいたかったのねはしんど過ぎるだろうがよ……(´;ω;`)
1日1日を大切に生きているという割には菜穂子さんのすぐ隣で煙草を吸うんじゃねぇよw
いや、この時代だと煙草なんて当たり前に吸うもので、周囲に気配りなんてするものじゃなかったのかもしれんけど。
扱っているテーマがテーマなだけでにド派手なアクションシーンがあるわけでもないし、ラストへ向けて盛り上がっていくような構成でもないので、あれ、それで終わり?という感じは否めないかも。
もうちょい二郎と菜穂子さんの間にドラマがあっても良かったかもなぁ。
燃:C 萌:A- 笑:C 総:A
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