【ラノベ】ストライク・ザ・ブラッド19 終わらない夜の宴【19巻／感想】

著：三雲岳斗　イラスト：マニャ子

「……あの男は小学生が相手でも見境なしですの？」

2018年11月の新刊。約５ヶ月３週間半の積み。７ヶ月振りの新刊。本編進行は実に１年振りだったのか。そんなに時間が経過していたとは……。

アルディギアの騒動を解決させ、何とか絃神島へと飛び立った古城達、しかし住み慣れた筈の絃神島は領地を奪い合う魔族達の戦場と化していて……。
一難去ってまた一難ぶっちゃけ有り得ないスピードでのトラブル勃発である。そのため今回は日常パートはほぼほぼありません。

遂に古城の前に姿を現す〝吸血王〟。古城と同じ眷獣を使いこなす強敵に勝つ術はあるんだろうか。強力な霊媒のサポートがあればあるいは……？

というわけで真祖達が次々と参戦し、領主選争は加速する━━というところで続く。他の真祖達が協力してくれれば話は早そうだが、まぁそう上手くはいかんよなｗ
今回の件で古城が世間的に第四真祖として認識されることになるのかしら。第四真祖の正体が一部の者にしか知られていないからこそ起こった事件とも言えるわけだし。そうなるとラストエピソードっぽくもあるな……。

今回は結構溜めの巻という印象だったので、次巻ではいつものアレを期待したいものでありますね。
次は2019年６月に20巻。

燃：Ａ　萌：Ａ　笑：B+　総：Ａ

シリーズリンク
・ストライク・ザ・ブラッド18 真説・ヴァルキュリアの王国（2017/11）
・ストライク・ザ・ブラッドAPPEND２彩昂祭の昼と夜（2018/04）
・ストライク・ザ・ブラッド20 再会の吸血姫（2019/06）