【特撮】仮面ライダージオウ　LAST「2019：アポカリプス」【第49話／最終話／感想】

「時計の針はさ、未来にしか進まない。ぐるっと一周して、元に戻ったように見えても未来に進んでるんだ」

今週も甲子園の呪いから逃れられない。しゃーねぇから東映特撮ファンクラブで見ようと思ったら、こっちはこっちで何故か繋がらない。はい、ブチ切れますよね。
何で今までそんなことになったことないのに、この大事なタイミングでこういうことになるかな。

原因を調べようにも迂闊にネット検索をするとネタバレを踏みかねないのでイラつくことイラつくこと。
最終的にauビデオパスを使いました。全くもう……。11時くらいは復帰したっぽい。

他にも繋がらない人達がいたようなので、家のネット回線の問題ではない筈。ほんと何でよりによって今日やねん……(´･ω･`)

さて、ＯＰカットでいよいよ最終回です。ツクヨミ達の世界はライダー不在によるものだった。そのため仮面ライダーツクヨミの誕生により世界の崩壊は停止。
ジオウ世界の崩壊はスウォルツの手によるものなので、人々をツクヨミの世界へ避難させるという作戦だったが、突然のツクヨミの裏切りにより作戦は瓦解。

結局、その裏切りはスウォルツの隙を突くためのフェイクだったのだが、ここまできてその展開必要だったかなぁ……？尺が足りてない中でやるほどの盛り上がりがあったようには思えない。

おじさんの時計修理技術は遂にライドウォッチを修復するまでに至った。まぁ、デンライナーを直せるんだから、むしろ時計に近いライドウォッチを直せるのは自然か。
これによりソウゴは再びグランドジオウに変身可能に。最終回らしくフルサイズでの変身で盛り上がる。

世界の崩壊は進み、歴代のラスボスまでもが現れ始める。全員が出て来たわけではないが、なかなかの絶望感である。
これに対抗するためグランドジオウは対応するレジェンドを召喚。Ｗサイクロンジョーカーエクストリーム、ウィザードインフィニティスタイルは納得。オーズタジャドルコンボは理解るんだが、何で鎧武はパインアームズだったのか……。ライダーキックで突っ込んでくる絵が必要だったのかしら。

力を増したアナザーディケイドの前に敗北を喫するグランドジオウ。変身の解けたソウゴを庇ったのはゲイツだった。
死に際に初めてソウゴの名前を読んで、オーマジオウになれと言ってくるのズルいでしょ……(´；ω；`)

ゲイツを看取ったソウゴはオーマジオウドライバーを顕現させ、変身を遂げる。おっと声も低くなってるぞ。
駆け付けたウォズに祝えと命令するのも王の風格ですな。

オーマジオウの力の表現としてレジェンド主人公ライダーのウォッチだけでなく、色々と２号ライダーのウォッチも映っていましたね。
圧倒的な力でアナザーディケイドを撃破。これによりスウォルツとツクヨミは消滅したのか。

異空間で対峙するソウゴと2068年のソウゴ。現代のソウゴは王座につかず、新しい歴史を創造することを選ぶ。
ソウゴの選択と共に主題歌が流れるの美しい演出。

そうして歴史を繰り返す。シーンは１話の冒頭に戻り、しかしソウゴの学友としてゲイツ、ツクヨミ、ウール、オーラが存在している世界に改変。
そうか、『ジオウ』の物語はループ構造だったのか。で、１話でソウゴがジクウドライバーの使い方を知っていたのは歴史が繰り返しているからだったと。
何かの拍子に過去の記憶が戻るって展開もありそうだな。ちょっと『龍騎』っぽい結末ですね。

最後にはゼロワンライドウォッチが大映しになってフィニッシュ。
レジェンドのサプライズ出演は一切無か。『海賊戦隊ゴーカイジャー』最終回のＥＤがレジェンドラッシュだったから期待していたのだが……。

関西圏は明日の8/26に最終回放送。流石に有り得ないスケジューリングで関係者は無能揃いということがはっきり理解んだね。

総評

そういうわけで新たな王の誕生を祝う平成仮面ライダー第20作にして最終作『仮面ライダージオウ』テレビシリーズ全49話、これにてフィニッシュタイム。

白倉Ｐらしいライブ感重視の作りが良くも悪くも強かったシリーズでしたね。『ディケイド』の時とは違い、プロデューサーの色を理解した上で視聴していたからモヤモヤが強くなるというほどではなかったけど、やっぱり個人的にはライドウォッチ周りのややこしい設定を作った以上は、ちゃんと設定に準拠したストーリーを作ってほしかったという気持ちがある。

１年を通して、ソウゴとゲイツの関係性の変化が見所だったな。この２人の関係性が動く回は総じて盛り上がったもんな。

マスクにデカデカと文字が書いてあるデザインは最早ダサいとは全然思わない。格好良いと思えるレベルに達したかと言われると微妙かもしれないが。
しかし、あのデザインにОＫを出した上層部はほんと凄いと思う。

惜しいのは全てのレジェンドアーマーを劇中で出してくれなかったことかなぁ。いや、スーツに振り当てられる予算とかパワーアップの都合とかあるのは理解るんだけれども。
本編ではなくてもネットムービーとかでさぁ。冬映画はあったとしてもゼロワンアーマーだけかな……。

結局、公式Twitterで語尾に「ジオ」を付けていた奴は一体誰だったんだよｗ

プレバンではツクヨミのウォッチやオーマジオウドライバーの受注が始まっていますね。
オーマジオウのドライバーってジクウドライバーとは全然違うと思っていたんだけど、あれは両サイドのウォッチ装填部分に専用パーツがはまっているんだな。

そして恒例となった最終回直後のＶシネ発表『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』である。「ゲイツ」と「マジェスティ」の間にある「、」何なのｗ
しれっと海東が出ると発表されていて草。

一方、本日から制作の裏側を紹介する『Ｓ＆Ｌウラ仮面ライダー』がスタート。テレビ朝日番組公式サイトで『Ｓ』、その続きの『Ｌ』を東映特撮ファンクラブで公開とのこと。
独立して感想を書くべき内容かどうかは見てからの判断ですね。

さぁ、来週からは『ゼロワン』だ。ｸｯｿ楽しみだぜ！

燃：A+　萌：B+　笑：A-　総：S-

エピソードリンク
・EP48「2068：オーマ・タイム」

映画リンク
・仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション（2019/12）

シリーズリンク
・仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ（2020/02）