【ドラマ】重版出来! 第7話【感想】
「作品を作るということは、自分の心の中を覗き続けるということだ。どんなに醜くても、情けなくても、向き合わなくてはならない」
今回は1話から登場しているヌマさんこと沼田さん回。アシスタントになったばかりの中田君にマッハでデビューされてしまったことをきっかけに、彼の存在に穏やかではいられなくなっていく……。
ヌマさん、なかなかデビュー出来ずに燻っているとは言っていたけど、40歳だったのか……。なまじアシスタントの給料で食うに困るレベルにはなってないからズルズルきてしまったのか……。
加えて実家が居酒屋なので実家を継ぐという選択肢もあるし。
気持ちを抑え切れず、中田君のネームノートにインクをぶちまけてしまったヌマさん。
誤魔化そうとする彼に三蔵山先生の「嘘をつくほど君は子供だったか」って静かな言葉がめっちゃ刺さってしんどい。
一方、中田君は母との間に重たい確執がある様子。彼には漫画しかない。その環境が彼の漫画に得体の知れない何かをもたらしているのか。
自分の中に確たる芯があって、それを堂々と表に出せる中田君と、いつかいつかと燻り続けていたヌマさんの対比が面白いよな。
で、そんな中田君にだけヌマさんが描きたいものが伝わるっていう構図がなぁ、これまたしんどいんだよなぁ。
ヌマさんはこれを機に田舎に帰ることに。出番はこれで終わりかしら。
一方、新しく動き出したエピソードも。宣伝活動のためTwitterを始めることになったバイブス編集部員達。
和田編集長がマッハで野球の事で炎上してるの草。後で何か絡んでくる話なのかしら。Twitterの使用って編集部単位でやっても良いってОK出るもんなんだろうか。
過去の名作の電子書籍化プロジェクトがスタート。レジェンド漫画家の牛露田獏(うしろだ・ばく)先生に許可を貰いにいくが……。
凄い作品を描いた人間が、家族にとっても良い人間とは限らないということかな……。
何やねん、えらいしんどい話が続くやん……。
燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+
スポンサーリンク
売り上げランキング: 35,815
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません