【ドラマ】女王の教室 第1話【感想/ネタバレ】
「愚か者や怠け者は差別と不公平に苦しみ、賢い者や努力をした者は色々な特権を得て 豊かな人生を送ることが出来る。 それが、社会というものです」
2005年7月より放送されていたドラマ。当時、結構話題になっていて興味はあったんだけど、視聴しようというほどではなかったんですよね。
それが最近ケーブルテレビで一挙放送してくれるということで、今期は追っ掛けてる深夜アニメも無いし、視てみるかと。
主人公の神田和美は今日から小学6年生。新しい生活にワクワクしながら学校に向かうが、新しく担任になった阿久津真矢先生は身が凍りつくような恐ろしい存在で……。
冒頭の中学生になったよ!っていう、しょうもない夢オチ要る?このシーンのためだけに中学の制服を用意したのかと思ったら、中学生のお姉ちゃんの衣装を流用したっぽいね。
和美は一見、普通の小学生という風なんだけど、両親の夫婦喧嘩を強制停止させるためにわざとハプニングを起こしてみせたりと頭は回る様子。
小学校のシーンでは当然うじゃうじゃと小学生が登場するわけだけど、子役を使うコストってどんなもんなんだろう。ゴールデンタイムのドラマともなれば訳無いレベルの金額でしかないんだろうか。子役といってもピンキリあるだろうけど。
で、問題の阿久津先生ですが。登場するまでをもったいぶり過ぎでしょ。どんなクリーチャーが出て来るのかと思うわw
子供向け番組だったら絶対出来ない間の取り方だな……。
阿久津先生は才能ある者や努力した者こそが報われるべきという考えを徹底しており、怠け者や愚か者は将来ある者の足を引っ張るんじゃねぇというスタンス。
そのため定期的に行われるテストでの成績下位2名に代表委員として雑用を全て行わせるシステムに。
最初からばちこりぶち込んでいくぅ!
勿論、授業中にトレイに行くことなど許される筈もなく。あ~、いたいた。本当にトイレに行きたいんじゃなくて、校舎内を徘徊しにいくゴミ。
そういう奴には効果的な方策なんだけれども、こういうのってえてして真面目な子ほど破れなくて痛い目見ちゃうんだよな……。
筆記用具が揃っていなくて運悪く委員になった和美とおバカな少年、真鍋由介。根っからの悪人というわけではないが、どうにもおちゃらけた雰囲気が鬱陶しい。
早々と阿久津先生に逆らうことを諦めた様子だけど……?
委員の仕事は給食の配膳にも及ぶ。うっかりカレーの入った容器をぶちまけてしまったところ、先生から出た指示は先生を最初に、後は成績の上位順に配りなさいというもの。
上位者が優先的に食えるというのは理解るが、雰囲気が最悪過ぎて味しねぇだろw
和美は休み時間にうっかりトイレに行き忘れ、大ピンチに。そんな彼女を救ったのは阿久津先生が目を掛けている優等生、進藤ひかるに助けられる。
皆の前で失禁するという最悪の事態だけは避けられたが、トレイまで持たず廊下で……。これはそのまま不登校になってもおかしくないやつやで……。この後、着替えて見掛け上は何も無かったかのように振る舞っていたのでメンタル頑強やな……。
ひかるは阿久津先生に面と向かって意見を述べ、和美を助けた。そうか、阿久津先生の恐怖政治は児童達に自ら考え行動させるための作戦だったんだな!と思ったのに、普通にひかるは先生に逆らった罰として代表委員にさせられるのであった。無慈悲かwwwww
となると、阿久津先生の狙いはどこにあるんだろうな。抑圧し続けるだけで果たして子供達が1年間もつのだろうか……。
どういう落とし所になるのか、今から楽しみですねぇ。
劇中でも阿久津先生の楽しい一年にしましょうという怖過ぎる一言で初回は閉幕となるのだが、ED映像がメイキング+ゴキゲンなダンスっておかしいだろwwwwww
何で冷や汗が止まらない恐怖展開から和やかなEDに繋がるのさ……。雰囲気ぶち壊しでしょうがよ。
これは良い感じにEDが入ってきて終わるというパターンは無さそうだね。
燃:C 萌:C 笑:A 総:A+
エピソードリンク
・第2話
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