【ラノベ】少年陰陽師 かたしろの翅を繰り紡げ【47巻/感想/ネタバレ】
著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜
どんな形でも、何があっても。
もう一度会えたことが、もう一度声を聴けたことが。
本当に本当に、泣きたいくらいに、嬉しかったんだ━━━━。
2015年11月の新刊。約4年8ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。通算47冊目にして道敷編5巻。
表紙は昌浩と彰子という初心に帰ったかのような構図。舞う蝶が綺麗ですねぇと呑気な感想を抱きがちだけど、蝶の意味を知っていると身が凍っちゃうぞ。
キャラ紹介に出ている面子、全然変わり映えしないよな。もうちょっと今回の章で重要な役割を果たしているキャラをピックアップしてくれりゃ良いのに……。
イラストを添えなくても良いので何とかなりませんか。
さて、遂に対峙することとなった智鋪の祭司。件の予言によって人々の生命が尽きていく……。
榎岦斎の過去もちょろちょろと。
流石に敏次の魂蟲が散ったときはもう終わりやんと思いましたね……。よくここから持ち返したな……。
帝も一命を取り留めたし風音も助かったし、これで一息つける……と思いきや、今度は脩子が盛大に吐血ですよ。油断させてから後頭部をハンマーで殴ってくるみたいなのやめろwwwww
道長にも毅然とした対応をして、脩子の成長っぷりに感嘆していたらこれだよ。史実では脩子は長生きした筈だし大丈夫だよな……?
というわけで絶望的な幕引きとなった道敷編でした。何やら後書きによると、ここからいよいよシリーズ全体の幕引きへと向かうらしい。ようやくか……。
次は2016年7月に『そこに、あどなき祈りを』、8月に『いつか命の終わる日が』、11月に『境の岸辺に甦れ』、2017年4月に『こたえぬ背に哭き叫べ 』、10月に『けがれの汀で恋い慕え』、11月に『現代編・近くば寄って目にも見よ 』、2018年10月に『おどみの殿でこころざせ 』、12月に『現代編・遠の眠りのみな目覚め』、2019年10月『まじなう柱に忍び侘べ 』。
燃:A 萌:A- 笑:C 総:A+
シリーズリンク
・少年陰陽師 朽木のひずみに群れ集え(2015/07)
・少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを(2016/07)
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