映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?

「困っているなら力になりたい。それだけです!」

生きていること、そして

『ハートキャッチプリキュア!』という

作品と出会えたことを神に感謝する

レベルの面白さだった。

経緯

例年、『プリキュア』の映画と言えば、観たい観たいと思いながら、映画化に足を運ぶ勇気が持てず、涙をのんでいたのですが、先日『牙狼』を観に行ったときに、公開中の看板を観たら、丁度本編が神展開続きだったことも相俟って、物凄く観たくなってしまいました。

冷静になれよ、ボーイ。つぼみが言っていただろう?「私、変わります。チェンジするんです!」と。
なら、俺も自宅で映画観たいお!と言っていた自分からチェンジするしかない!(キリッと思い、行動開始。

流石にキモオタ1人で行くのは辛かったので、女子も交えた頼もしいBGBの後輩達を召喚しました。正直、「それは引くわ」的リアクションが返ってくることを覚悟していたら、声を掛けた4人全員が即答でOKでした。みんなメンタル強いな!

このことを知ったBGBの面子は、俺なら体面を気にせず1人で行けると思っていやがるそうです。
俺の変態っぷり過大評価され過ぎワロタ

何にしても、同行してくれたコタ、ますた、aco、有り難うございました。君達マジ英雄。512階級特進な。
日程が合わず、来られなかったユッケにも感謝。

観る前に頑張ってパンフレット買ったんだけど、どうもレジのお兄ちゃん、入りたてのバイトだったらしく、俺が勇気出して「プリキュアのパンフレット残ってますか?」って訊いてんのに、「はい、あります」って答えるだけで出してくれないの。いや、欲しいから訊いてんだっつーの。
しかも500円だったから、1000円冊出したら、そのままレジにしまい込まれて終了しそうになった。いやいやいやいや、お釣り500円とレシートは?ってことで恥ずかしさとか吹っ飛んで、苦笑しちゃいました。

そら、ええ年こいた男、しかも子供も居なさそうな奴がプリキュアのパンフレットなぞ買い求めたら混乱するわな。だが私は謝らない<何なんだ

ちなみにパンフレットは平成ライダーのパンフがガチなインタビューとか載っていて結構大人向けの内容だったので、プリキュアもそうなのかと思いきや、こっちはガチで子供向けでした。
ただ、表紙と裏表紙がメチャ可愛いので満足。
つーか、最後の最後までストーリー書いてあるんだけど、良いのかアレ……。

公開日から1ヶ月以上経っており、また夕方の上映だったこともあって、ガッラガラでした。これくらいなら1人でも何とかなりそうだと思わないでもないが、公開直後とかだと判らんからなぁ。

上映前の『忍たま乱太郎』の宣伝が面白そうでした。主題歌に合わせてってのが格好良かった。

概要

『プリキュア』映画シリーズ第9弾。今作の舞台はフランスの首都パリということで、実在する外国を舞台とするのは初めてのこと。
劇中では明言されていないが、えりかのお母さんがファッションショーを行うことになり、オープン記念のショーに、つぼみ達も参加するため、パリにやって来たという設定。

サブタイトルが疑問形なのは、つぼみにとってはパリは花の都という認識しかないからかと思われ。

そこで砂漠の使徒の幹部サラマンダー男爵と謎の少年オリヴィエと出会ったことから物語は動き出す。

えりかの両親はあちこちに連れて行ってくれるので、比較的登場回数が多いな。あまり出番の無い花咲夫妻……(´・ω・`)

OPはプリキュア達がコーラスとして参加する特別バージョンです。

時系列

普通にスーパーシルエットが登場しているため、38話より後であることは確定。
また、季節は秋。

花咲つぼみ/キュアブロッサム

元々可愛いとは思うけど、映画では、つぼみさんマジ戦うヒロイン状態で、無茶苦茶可愛かった。オリヴィエにお姫様抱っこされてたしな。
ラストバトルではブロッサムに変身してる状態で髪がほどけるという珍しいシーンも。

ギャグ、シリアス問わず涙目になるシーン多し。これがまた可愛いんだな。

嬉しいのはブロッサムの単独変身シーン。テレビシリーズで最後に流れたのって、確か3話じゃないか?
改めて見ると、すげー格好良い。

正直、オリヴィエ絡みで3度目の失恋になるんじゃないかと思ってましたw

来海えりか/キュアマリン

いやもう書くまでもないことだとは思うが、それでも敢えて言おう。

椅子から落ちて転げ回りそうになる

くらい可愛かったッ!!

ニーソだったりポニテだったり三つ編みだったり、萌え殺されたわ。

にしても、えりかの声って劇場で聞くと、ものっそキンキンすんのな。だが、それが良い<気持ち悪い

ブロッサムの単独変身が嬉しかったのと同様に、こちらはいつきとセットという珍しい組み合わせでの変身シーンが嬉しい。基本は2人の変身シーンが交互に映るだけだが、ココロパフュームをかざすカットだけは新たに用意されていたみたい。つぼみの手を除外しただけだとは思うが。

それにしてもマリンインパクトの使い勝手の良さは異常。

明堂院いつき/キュアサンシャイン

何となく仄めかされてはいたけど、いつきの一人称が「僕」である理由が明言された。いや、それは本編でやれよ!とも思う。
逆に考えれば、本編で語れなかった部分を映画で補完しているとも考えられるが。

EDでは変身シーン以外での、いつきのロングヘアーが拝める。エクステ付けてたのか。

月影ゆり/キュアムーンライト

何か、この人、常にプレッシャーを放ってね?

いつきと同じく、この人もテレビシリーズでは1回しか言っていないお父さんの話をさらっとしちゃう。しかもフランスで行方不明になったって新情報じゃね?
まぁ、フランス云々ってのは、ゆりさんを参加させるための理由付けかもしれんが。

史上初の高校生プリキュアだけあって、可愛いというより色っぽいですw

最初の戦闘で1人だけ参加しなかったから、もしや……とは思ったが、案の定中盤でムーンライト無双入りました。

妖精達

妖精まで全部パンチをやり出すとは……。

オリヴィエ

サラマンダー男爵と行動を共にする謎の少年。つぼみに感化されていく彼の姿には心和む。

その正体は男爵によって狼男としての能力を付与された孤児。パンフによると、赤ん坊のときに捨てられたらしいが、ウィキペディアでは違うことが書いてある。どっちなんだ……。

本名は不明。男爵からはルー・ガルーと呼ばれていたし、オリヴィエというのは彼のこころの花から、つぼみがつけた名前だし。

男爵の封印を破ったことから、彼と共に旅に出ることになるが、そもそも何で封印破れたんだろうなぁ。プリキュアの封印ってのは聖なる力なら簡単に破れるもんなのか。

最後の最後で勝利の鍵となる展開はお約束。

正直、えりかの腕にホールドされてるときは代わってほしいと思った(ぉ

サラマンダー男爵

サラマンダー男爵になら抱かれても

良い。

だって、キャストは藤原啓治さんなんですもの!格好良過ぎんだろ!

400年前に封印された砂漠の使徒の最初の幹部……だそうな。心を持ってしまったため、デューンに見放された挙句、キュアアンジュによって封印されてしまう。

その行動はいかにもな悪役って感じなんだけど、どこか哀愁のようなものを漂わせていた。
最後はオリヴィエとまた旅に出たのだろうか。

彼が従えるのはコウモリスナッキー。もしかして幹部によってスナッキーの形状が違ったりするんだろうか。

キュアアンジュ

サラマンダー男爵を封印した初代プリキュア。撃破ではなく封印だったのは、それだけ男爵の力が強かったということなのか。

その姿を銀の鎧をまとった戦乙女のようだが、この人の像ってプリキュアパレスにあったのかな。

イメージ映像の中には着物のような格好のプリキュアが居た。和風デザインってメインモチーフとしてやってみたら面白いんじゃね?

プリキュア・スーパーシルエット

巨大なドラゴンと化した男爵を倒すために変身。映画の公開日が10/30だったため、テレビよりも1日早い登場となった。

スーパーシルエットのまま戦ってくれるのを期待していたのだが、速効でハートキャットオーケストラを発動。
と思ったら、クイーンオブハートキャッチ(仮称)で殴る、という無茶戦法で吹いたw
確かにデカい相手と戦うには、便利なのかもしれんが。

ミラクルフラワーライト

このままドラゴンを押し切れるかと思いきや、そうは問屋が卸さなかった。押し返されるプリキュア達。イケメンモードのコッペ様が駆け付けるとか、サプライズ過ぎるw
すぐに消耗して、変身解けちゃったけど。

そこで、いきなりミラクルライトですよ。
これまでのシリーズでは上映前にライトの説明があったらしいのだが、今回は無し。更に、この取って付けた感、もしかしてこれは上からねじ込まれたのか……と思わされた。
コッペ様がぶっ倒れながらライト振ってたのは面白かったがw

で、みんなのこころの花の力を借りて、なんかもう凄いことになったハートキャッチオーケストラ。
迫力あり過ぎ。

エピローグ

EDも、みんなのコーラス付きの特別バージョン。それに合わせて、ファッションショー。普段見られない髪型とか見れて、凄く良いEDだった。コタ曰く、リアルにあっても可愛いと思える服のデザインだったそうで。流石、ファッションをテーマの1つに掲げているだけのことはある。

コッペ様が当然のようにイケメンモードでショーに参加しているのが納得いかないw
もも姉とかに何て説明したんだよw

まとめ

ハイクオリティどころじゃない映像、本編を加味しつつ、普段出来ないことをやるシナリオと、ムッチャクチャ面白かった。可愛く、アツく、面白く。正直、俺の中で神格化されてしまった。数年に一度しか出ないランクつけちゃうわ。
本当に観に行って良かった。やっぱりスクリーンで見ると、迫力が段違いだわ。
俺の外見がようじょなら、こんないちいち思い悩まなくても観に行けるんだがなぁ。

唯一、引っ掛かるところがあるとすれば、つぼみとオリヴィエ達は何語で会話してたのさってところ。モブはフランス語喋ってたから、男爵とオリヴィエは共通語みたいなのを喋っていたのかもしれん。

そう言えば、誰も決め台詞言わなかったな。
CMで流れてたマリンが高所から落下して「嘘でしょー!?」って叫ぶシーン無かった?

次は2011年3月19日『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来に届け!世界をつなぐ☆虹色の花』。
本当にオールスターズラストとなるのか。多分、観に行きます。

燃:S+ 萌:S+ 笑:A 総:SS-

反復リンク
2回目
3回目
4回目

エピソードリンク
第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」
第38話「プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!」

映画リンク
映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?(2009/10)

映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花(2011/03)
映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪(2011/10)

アニメ,映画

Posted by お亀納豆