劇場版 仮面ライダー×仮面ライダーOOO&W feat.スカル MOVIE大戦CORE
「俺は仮面ライダーをやめられない。君を守るためにも」
経緯
『プリキュア』終わってから、なるべく待ち時間が少ない上映時間を選んだら余裕が5分しかなかったワナ。
しかし、『プリキュア』からライダーへスイッチしようとしていた人は結構居た模様。
つまり、
プリキュア!ダブル!オーズ!のプダオコンボですね、分かります。
概要
前年の『MOVIE大戦2010』がヒットしたため、シリーズ化。コンセプトは『MOVIE大戦』をよりパワーアップさせるというもの。
今回は3Dではない。もしかして戦隊とセットだと予算が下りるのかと思ったんだけど、年明けの『ゴセイVSシンケン』も2Dみたいだし、関係無いか。
まぁ、そもそも3Dである必要が見出せないが。
かなり人が入っていて驚いたんだけど、よく考えたら現行シリーズの映画で公開初日に行くの初めてだったわ。
これでは『プリキュア』は初日に行くの自殺行為臭いな……。
当然、本編の上映前には『プリキュアオールスターズDX3』の宣伝があったが、右隣に座っていたクソガキが「見たくない!キモイ!」とか言ってジャンパーで顔隠してた。
ぶん殴るぞガキャア!!
まぁ、それはさておき。
仮面ライダーW 仮面ライダースカル メッセージforダブル
概要
去年と同じく先に前シリーズ。
『MOVIE大戦2010』でも登場した仮面ライダースカルこと、おやっさんが再登場し、彼のビギンズナイトが語られる。
マリッジブルー亜樹子
まさか照井との結婚にまでこぎつけるとはな……。
しかし、肝心の旦那とバージンロードをおやっさんの代わりに歩いてくれると言った翔太郎は結婚式当日なのに、仮面ライダーとしての戦いを優先しちゃうので、彼女は仮面ライダーアレルギーになってしまう
照井がアクセルドライバーと〈アクセル〉のメモリを没収されるわ、「ノーモア仮面ライダー」とか言われるわで吹いた。
アクセルトライアルは出番無かった上に、SEをギャグシーンで使われるという散々な扱いw
プテラノドンヤミー雄出現
前作では『MOVIE大戦』に入るまでは両作の絡みはほぼ無かったが、今回はいきなり絡みました。
〈メモリー〉のメモリを使って力を集めているようなのだが、どこで手に入れたんだ。
10年前へ
厳密には11年前か。プテラノドン雄が発動させた〈メモリー〉の力でおやっさんの過去を知ることに。
〈メモリー〉の効果がよく理解らんのだが、ヤミーの力と干渉して変な効果になってるのかな。
シュラウド
まさか、おやっさんと幼馴染みだったとはな……。つーか、えらいイケイケな格好してんな、この人。
シュラウドマグナムを携えて戦闘に参加したりもしてます。何、このハッスル具合。
おやっさんにロストドライバーを渡したのがシュラウドだと、ようやく確定。いや、判り切ってたけども。
しかし、おやっさんは10年もライダーやってたのか。
10年前の翔太郎
この事件で翔太郎は偶然、おやっさんの雄姿を目撃することになる。これがそのまま弟子入りに繋がっているのかは判らないが。
また、彼の傍らには記念すべき第1エピソード『Wの検索』のゲスト、真里奈の姿が。まさかこんなところで幼馴染み設定を拾ってくるとはな……。
マツ/スパイダー・ドーパント
実は居たおやっさんの相棒。テレビシリーズの各エピソード後編で出てくる人物相関図ボードは彼のお手製だった模様。本編の設定的に無関係なんだろうけど、小道具の使い方上手いな。
実は相棒が事件の犯人だったというのは、いかにもハードボイルドっぽい。
彼はガイアメモリ購入者第1号だったそうで。
スパイダーとしての能力は多彩だが、とりわけ強力なのは対象の体内に仕込む蜘蛛爆弾。これを仕込まれた者は最愛の者に触れると、その相手が爆発するというエグい能力。
見えてるだけでも、相当数のカップルが犠牲になったと思われる。平成ライダーって結構容赦なくモブを殺すよな。
小森絵蓮/バット・ドーパント
ガイアメモリの売人。何故か花魁言葉。キャラ立てには役立っていたが。
その最期はトラックの下敷きになり、無様に命乞いをするが断られ、トラックの爆発に巻き込まれて死亡というえげつない死に方。
メモリブレイクさえしてもらえないという。
今回のエピソードで初代のオマージュ、蜘蛛怪人と蝙蝠怪人がようやく登場。確かに、このエピソードこそが風都の仮面ライダーの物語としては一番最初なわけで、ここまでわざと登場させなかったのかなぁ。
流石に、そこまで余裕が無かったのかミュージアムの幹部の面々は登場せず。
ストーン
まさかのつぶやきシロー登場。当時の風都イレギュラーズってことだね。
彼をおやっさんに紹介したのは『風が呼ぶB』のゲスト、サム。こういうところでゲストを出してくるのはホント上手いと思う。
あれ、さくっと殺されたんじゃね?
仮面ライダースカル
始めはメモリの力を使うことに否定的だったため、シュラウドに強制的に変身させられた際は額の傷のようなデザインが無く、スカルクリスタルと呼ばれる姿に。
メモリの力を受け入れるのが、ちょっと早過ぎじゃね?と思う。
前作では見られなかったスカルマグナムのマキシマムと腰のスロットのマキシマム、両方が見れたのは嬉しい。
10年前の亜樹子
大阪から、おやっさんに電話を掛けてくる。あのたこ焼きのかぶりものって、『悪夢なH』でかぶってたアレか?
スカルギャリー
リボルギャリーの前身。と言うか、これを改造したのがリボルギャリーなのかな。デカい骸骨です。
決着
スパイダーを倒したものの、蜘蛛爆弾は依然として、おやっさんの中に存在した。何でやねん。普通、ドーパントを倒したら、その能力の影響も全て消えるんじゃないの?
能力の進化段階によって変わるのか?
このため、おやっさんは亜樹子と会えなくなってしまった。ってことは亜樹子は10年以上父親と会えないまま、死別しちゃったってことか。
『MOVIE大戦COREへ』
プテラノドン雄が〈メモリー〉の力を再び発動させたところで続く。
パンフレット
劇中未登場のフォームやアイテムまで載っている不思議。
仮面ライダーOOO ノブナガの欲望
井上脚本という時点で嫌な予感が
ビンビンしていたんだ。
時系列
キャラの動きとメダルの揃い具合から考えると、どう考えても矛盾が出るんだが、そもそも今後のテレビシリーズのどこかに入ると考えれば、まだ可能性はあるのか。矛盾したままになりそうだけど。
ちなみにリオのカーニバルが2月の下旬から中旬にかけてなので、時期はその辺なのかなぁと思う。
バイトする映司と比奈
知世子さんがふらっと旅に出てしまったため、バイトしてお金を稼ぐ2人。
映司は給料を困っている人達に配っていたけど、ちょっとそれはやり過ぎな気がする。
アンクさん
40分程度の尺に映司とノブナガの交流を織り込まないといけないためか、恐るべき出番の少なさ。しかも何だかキャラがブレ気味。
出て来ていない間に、自分のコアを探していたってことなんだろうか。
ホムンクルス、織田信長
発見された織田信長のミイラから鴻上がメダル技術を応用して甦らせたホムンクルス。鎧武者怪人に変身することが可能。
変身時のエフェクトがグリードとそっくりなのは、今後人工グリード登場の可能性を示唆しているのか?
いやまぁ、そもそもグリードそのものが人工と言えば、そうなんだろうけども。
生まれた当初は言葉もまともに話せない状態だったが、映司と出会ってから、様々な知識を吸収し、あっという間に企業のトップに収まるほどの才覚を発揮。って、劇中での時間経過どうなってんだ……。早過ぎんだろ……。
この辺の展開がトントン拍子過ぎて、最後の戦いで感情移入出来ない。
映司やアンクはノブナガの存在をどう考えてるんだろう。メダルの力が使われているんだから、アンクなんかは鴻上に更に不信感を抱いても良さそうなもんだが。
ノブナガを演じる大口さんは『555』にチョイ役で出演していたそうな。
メダルケース
さらっと映司が取り出したメダルを入れるためのケース。凄く持ち歩き難そうだが……。って、そもそもメダルはアンクが持ってるんじゃないのかよ!どうなってんだ。
このときの戦闘でタカゴリバ初登場。ゴリラボディは今後も重宝しそうだ。
仮面ライダーバース
変身条件無しの装着系ライダー。モチーフはガシャポンなので、変身時には「カポン」ってSEが。
会長がノブナガに授けたため、最初の変身者は彼に。
このとき、普通に会長が「仮面ライダー」って単語を使ってるんだけど、『OOO』内で仮面ライダーって言っちゃうのかよ……。
つーか会長、外から出たのって初めてじゃね?
変身に使っていたのはサソリのセルメダル。え、サソリ……?
専用装備の1つ、右腕に装着するクレーンアームをお披露目。
それにしてもセルメダルの消費具合が半端無いライダーだな……。
6体目のグリード、ギル
名前と声だけ登場。アンク達グリードも、その存在自体は知っているようだが、詳細は不明。
プテラノドンヤミー♀を生み出す描写があることから、恐竜系であることは予想出来るが。
ギルに言及するシーンではアンク以外のグリードが集合していたが、本編の話の流れからしてウヴァ達が仲良く集合してるのはおかしくね?
プテラノドン♀は出て来たと思ったら、ガタキリバに粉砕されました。何しに出て来たんだ……。
VS鎧武者完全体
人工らしきコア、サソリ、エビ、カニを埋め込まれ、自意識をほぼ失い、本能のまま行動するようになったノブナガの姿。
エビとカニってメズールの領分なんじゃ……。
サゴーゾで対抗するが、戦闘をゲストヒロインよしののバレエと重ねる演出はどーなんだろうか。個人的には凄ぇぐんにょりしたんだが。
『MOVIE大戦CORE』へ
テレビシリーズと同じ続き方をしたが、表示されたのは所有メダルではないっぽいな。確かタカが1枚しかなかったし。やっぱり設定の整合性を誤魔化すつもりなのか……。
何気にシャチメダルの絵柄は初出か?
パンフレット
『W』に対して、こちらは劇中に登場した要素しか記載されていない。何でやねん。
MOVIE大戦CORE
面識ある2人
Wとオーズは『W』夏の劇場版の設定をちゃんと引き継いでおり、面識がある。
ネットの意見で見たんだが、完全に時系列が守られているとするなら、『W』の最終回では1年が経過しているので、それ以前にオーズと出会っているということは映司は1年以上オーズをやっていることになってしまう。全然気付かんかったわ。
まぁ、裏で電王とディケイドが暗躍してるんだよw
仮面ライダーコア
〈メモリー〉と3枚のコアを使って具現化した謎の存在。設定を見ても、何か知らんがそーゆー感じの存在ということしか理解らん。
この辺は突っ込んだら負けという気もする。
全身フルCGのライダーは史上初。これは悪役ライダーでないと出来ない設定だな。
下半身をバイクに変化させられるという無茶設定。
地球の核へ
オーズはラトラーターでトライドベンダーに搭乗。ラトラーターでないと駄目な理由が理解らない。
びっくり腕だけ怪人
翔太郎が腕だけのアンクを見て物凄い驚いていて面白かった。懐かしい『W』のノリだなw
タジャドルコンボ
アンクが何処からか苦労して手に入れて来たクジャクとコンドルのメダルを使って誕生する最強コンボ。出し方が強引過ぎるわ……。
何の説明も無しにタカヘッドも新デザインに。
羽根にはいっぱいコアメダルっぽいものが付いていたが、単純にそういうデザインなのか。
場所が地球の奥深くだったので、暗がりで全体像がよく理解らないワナ。よく考えたら、去年のWファングジョーカーもそんな感じだったな。
仮面ライダーW サイクロンジョーカーGX
さくっとフォームチェンジしましたが……。一度変身可能になったら、後はさくっと変身出来るのか……。何かしらのパワーの恩恵を受けてフォームチェンジ、とかにしといたら良かったのに。
アクセル&バースVSプテラノドンヤミー雄
こいつが〈メモリー〉のメモリを手にした経緯も力を求めていた理由もよく判らないまま終了。何だったんだ。
バースは明らかに5103の声だったが、正体確定はテレビまでお預けかと思いきや、普通に変身解除して正体を明かしました。
クールを装っているが、内心ではテンションダダ上がりに違いないw
しかし、バースに変身して誤射されちゃ堪ったもんじゃないな……。
エピローグ
父の想いを知った亜樹子は1人でバージンロードを歩く。おやっさんの幻が重なるのは良い演出。
まとめ
スカルが再登場すると知ったときは、夏の劇場版のスカルの幻の謎を解明してくれるかと思ったけど、全然そんなことはなかったんだぜ。〈メモリー〉なんて、いかにもなメモリまで出て来たっていうのに……。
前年の『ビギンズナイト』が良かっただけに、『ノブナガの欲望』が大変残念な出来だったと言わざるを得ない。ゲスト井上脚本は本当に勘弁してほしい。
でも、冷静に考えたら『W』が別格なんであって、いつもの映画はこんなノリだったという気もする。
そして最後に春の劇場版告知。仮面ライダー生誕40周年を記念した、時の旅になる模様。BGMでモロバレだが、要は『超・電王』第3弾ってことか。
翔太郎とフィリップの出演は確定してるとか何とか。加えて、驚きのゲストが出るそうな。
過去の映像を使ったりするんだろうか。
パンフでは、さらっとVシネマ『仮面ライダーW RETURNS』の発売を告知。4月に『仮面ライダーアクセル』、7月に『仮面ライダーエターナル』が登場。
『アクセル』の粗筋は公式サイトを見たところ、「照井竜が美女と逃亡!指名手配!!新フォームで振りきるぜ!」らしい。振り切んなよ、新婚だろwwwwww
アクセルブースターという黄色の新フォームが出るそうで。
『エターナル』編はもしかして変身者が大道じゃないのかと思ったら、ガチで松岡充さんが主演だそうで。良かった良かった。
エターナルVSユートピア・ドーパント戦が見れるそうで。また、要素の拾い方が上手いなぁ。加頭がネクロオーバーになった経緯も判るのかな。
『プリキュア』をおまけにするつもりだったのに、こっちがおまけみたいになっちゃったよ。
燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・仮面ライダー×仮面ライダーダブル&ディケイド MOVIE大戦2010(2009/12)
・仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&OOO MOVIE大戦MEGAMAX(2011/12)
エピソードリンク
・第14話「プライドと手術と秘密」
・第15話「メダル争奪と輸送車と器」
映画リンク
・仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ(2010/08)
・オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー(2011/04)
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