【コミカライズ】風都探偵 12巻【感想／ネタバレ】

脚本：三条陸　作画：佐藤まさき　原作：石ノ森章太郎
監修：塚田英明　クリーチャーデザイン：寺田克也

「おまえの罪を、数えてこい……！」

2022年２月の新刊。

今回は丸々１冊『迷路棟のｈ』編。翔太郎の親友との再会は東風大学に潜む財団Ｘの影へと繋がっていき……。
財団Ｘを説明する下りの中で、加頭が登場。うっわ、懐かし～。人を愛することが罪だとでもユートピアの人じゃないっすか。
幾度も仮面ライダーが財団の野望の実現を阻止した結果、今は半壊状態となっているらしい。最後に映像作品で存在が確認されたのっていつだっけ。『エグゼイド』のスピンオフくらいまで遡るのかな。

親友、本条隼人は翔太郎とは正反対かのような好青年。この人が今回の犯人だったら辛過ぎるでしょ……と思っていたから、別に真犯人がいてホッとしましたね。ハッピーエンドとはいかずビターエンドくらいだったけども……。

ブラキオサウルス・ドーパントこと秀夫は実は不老不死の身体を与えられた成人男性だった。不気味な子供だと思っていたけど、そういうカラクリだったのか。まぁ、NEVERとかいう存在がいるような世界観だからな……。
万灯は敬意を払っているようで、ちょっと見下しているっぽい？裏風都の幹部が退場するとすれば、この人が最初かなぁ。

巻末インタビューはナレーション及びメモリ音声の立木さん。そうか、大事な人を忘れてましたわ。メモリの音声は皆の脳内に沁みついてるもんな……。

８月の配信開始に向けてアニメ版のＰＶが公開。BGMは新曲だと思うが、一瞬で『Ｗ』の風を運んでくるのズルいでしょ。

燃：A+　萌：A-　笑：A-　総：A+

シリーズリンク
・風都探偵 11巻（2021/08）
・風都探偵 13巻（2022/08）