【コミカライズ】風都探偵 11巻【感想/ネタバレ】
脚本:三条 陸 作画:佐藤 まさき 原作:石ノ森 章太郎
監修:塚田 英明 クリーチャーデザイン:寺田 克也
「もう一つの牙を剥く時だ!」
2021年8月の新刊。
今回は丸々1冊『異端児d』編。さらわれたときめを取り戻すため翔太郎達が奔走することに。
万灯の企みかと思いきや、万灯と袂を分かった男、出紋(でもん)の仕業。万灯は鳴海探偵事務所の依頼人という形で現れる。いつもの敵が依頼人という特別感、何だか劇場版みたいだね。
出紋が所持していたメモリの中にあったマーメイド、ディーバ、ウィッチ。どれもアルファベットマークのデザインがイカスよな。完結記念としてメモリのデザインだけを網羅した画集とか出してほしい……。
ファングトリガーが登場した以上、当然のごとく出ると考えられていたファングメタルが満を持して誕生。文句無しの格好良さ。エクストリームはちょっと癖のあるデザインだから、ファングのストレートな格好良さが際立つよね。
フィリップが身体を電子データ化出来る設定を活かして、翔太郎や〈エクストリーム〉不在の場で戦闘になる等、ファングで戦う必然性がきっちり整えられている場面構成も上手い。
結局、出紋は処刑されてしまい、ときめに関する謎には殆ど迫れなかったか。うーん、焦らしますねぇ……。
気付けばいつの間にか充実している裏風都の戦力。対するこちらはライダー2人しかいないんだけど……。今更、ライダーが増えるとも考えづらい……かと思ったけど、まさかときめが仮面ライダージョーカーに変身するんだろうか。
巻末インタビューはみんな大好き高岩さん。ここまできたら後は誰だろう。パイロット監督の田﨑さん、脚本の三条さん、塚田Pあたりか……?
役者さん限定かもしれんけど。
来年に控えているアニメの制作会社はスタジオKAIというところ。歴史の浅いスタジオらしいけど、どうなんだろうな。
燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+
シリーズリンク
・風都探偵 10巻(2021/03)
・風都探偵 12巻(2022/02)
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