【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ 4.5巻【感想/ネタバレ】
著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク
「退学者を出させる」
2016年9月刊行物。約3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は堀北さん単独。やだ、清涼感のある美少女……。
さて、過酷な特別試験を乗り越えて、残る夏休みを満喫する生徒達。しかし2学期に向けて、それぞれの思惑が動き出していて……。
伊吹さんの私服、めっちゃ女の子女の子していて意外でしたね。もっとパンクな装いかと思ってたわ。
夏用の学生服ってポイントで購入しないといけないのか。それくらい配ってくれよと思わないでもない。どこの設備も冷房完備とはいえ、外はしっかり暑いわけでなぁ。
葛城が双子の妹をとても大切に思っていることが明らかに。何だよ、良い奴かよ……。
全頭無毛症とのことだけど、これってトモセさんのキャラデザを見て、後付けした設定なのかな。葛城の性格上、自分からスキンヘッドにしてるのは違和感あるし……。
生徒会の橘書記、ちょっと気になるな。堀北会長とは対照的に妙にハイテンションなのが面白い。ビジュアルってまだ出てないよね?
副会長の南雲とかいう奴が今後の展開の鍵を握っているようだけど……?
水筒が腕から抜けなくなってロックマンみたいになった堀北さん。だから堀北さんのジト目は可愛いとあれほど。
遂に佐倉さんに告白を敢行した山内。勿論成就するわけもないが、山内の成長に繋がったの良かったよな。こっから超進化したりするんやろか……。まぁ、この後、ゴリゴリに女子の着替えを覗こうとするんですけどね……。
一方、振り回されっ放しの佐倉さんが不憫や……。報われてほしいものだけどな……。
綾小路はまだ平田マンのことを信用していない。やっぱりまだ裏があるのか。え、怖……。その内、特大の地雷が爆発するんだろうか。
みんなでプールで遊ぶシーン、一之瀬さんはスク水着用で。本文中にはどんな水着かって書いてなかったが、このイラスト指定合ってるのか?
なお、軽井沢さん曰く、競泳水着はダサいらしい。えぇ、あんなにドスケベなのに……。いや、デザインによるけども。
山内達の覗き作戦を単純に止めるのではなく、実行させた上で失敗させることでガス抜きさせる綾小路の手腕よ。ただ、これって彼等が計画を立てる度に付き合ってあげないといけないんだよな……しんどw
特別試験の間はギスギスしていた分を補填するかのように、今回はサービスシーンがいっぱいだ!やったー!
一之瀬さん、乳首見えかけてんじゃん……けしからん!
どこで読んだか忘れたが、小数点の付いた巻等、明らかに番外編と判るパッケージングをすると本編じゃないなら読まなくていいやと離脱する読者が一定数いるらしい。
しかし読み終わってみればゴリゴリのバキバキに重要な話が展開されてるじゃんね……。うーん、むずいな。かといって今回の内容を5巻として出せば良かったのかというと、それはそれで箸休め回だったねって思われちゃうよな……。
次の試験で退学者を出させる方向で動き出している綾小路。可能な限りDクラス以外からと考えているようだけど、果たして退場させられるのは誰なのか……。ある程度、主要キャラに近い位置から退学者を出さないと緊張感は生まれないと思うのだが果たして……。
燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻(2016/05)
・ようこそ実力至上主義の教室へ 5巻(2017/01)
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