【漫画】バクマン。 1 夢と現実【1巻/感想/ネタバレ】
原作:大場 つぐみ 漫画:小畑 健
「日本のマンガはもう世界に誇る立派な文化だ。生きた証・名をマンガで残す」
2009年1月刊行物。『DEATH NOTE』を大ヒットさせた名コンビが送るアニメ化や実写映画化もされた週刊ジャンプの人気作。大学生の頃、パラパラ眺めたジャンプで見た時に気になっていたのよね。
既に文庫化もされているが、電子で読めるのは単行本の方だったのでそちらをチョイス。文庫用の描き下ろしも無さそうだったので。
絵が得意な少年、真城最高(もりたか)はある日、高木秋人(あきと)から作画と原作のコンビで漫画を作らないかと誘われる。
最初こそ乗り気でなかった最高だが、取り巻く環境やなりゆきから徐々に乗り気になっていき……。
サイコーとシュージンと呼び合うようになった2人、お互いに足りない部分を上手く補い合っている関係性なの良いよな。
自分は全然創作しないけど、こういう創作系の漫画は大好きなんだよなぁ。どういう技法で作品が作られているのかを知るのが好きというか。
人間関係の繋がりが身近な範囲で収まっているとかフィクションらしい部分もあるが、漫画家になるということに対してかなり真摯に向き合っている印象。
18歳までにデビューして、かつアニメ化を目指すというぶっとんだ目標に対して、どうすれば辿り着けるのかを考えて突き進んでいくのが面白い。
ただ、既にかなり無茶をしているのが気になる。4時間睡眠なんてたちまちアウトを迎えそうなもんだけど……。
夏休みの終わり、集英社への持ち込みに臨む2人。ちらっと見えた編集部のリアクションからすると、面倒な仕事を受けちゃったという風に感じられるが……?
引っ掛かったのは男だから女だからという発言が妙に多く見られるところ。2010年頃の作品としても言い過ぎのように思わない?今なら炎上とまでいかなくても物議を醸しそう。
燃:A+ 萌:A- 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・バクマン。2 チョコと赤マル (2009/03)
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