RIGHT×LIGHT9 ~終わる宴と緑翼の宣告者~
「……センパイ、変態です」
「何で変態なんだよ!?」
「……変でおかしな人のことを、この国ではそう呼ぶのではないのですか?」
「ま、間違っちゃいないけど……」
「……だとしたら、やっぱりセンパイは変態です。けど、いい変態です。私は、嫌いじゃないです」
約1年1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
口絵はまさかの、触手に絡め捕られたアリッサ。良いぞ、もっとやれ。横に居る、凄い顔の男は誰やねんって思ったら、《天へ至る狼星》発動中の啓介だった。怖ぇよw
さて、夏休みが終わり、学園祭の季節がやって来た。まさか、ここにきてドタバタラブコメの気配……だと……?
前半はラブコメメインなんだけど、終盤はかなり不穏な展開に。そんな中、今までモブ同然だった啓介の友人、山崎が格好良い姿を見せる。あれ、こんなキャラだったっけ?
《群れ》の党首エノクによって、右腕を断ち切られた啓介。どこぞの上条さんを彷彿とさせる展開ですが、その後、奇蹟が起こって、また右腕生えてくるんだろ?と思ったけど、決着はつかないまま、次巻へ続いたでござる。
まぁ、最終的には再生するんだろうけども。
次は2010年10月に10巻『たゆたう方舟と泣かない英雄』、2011年1月に11巻『黄昏の王と深緑の巨臣』、5月に最終巻『繋がる声と届く指先』。
前巻の感想で、あんなこと書いたら、本当に完結しやがったw
燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A
シリーズリンク
・RIGHT×LIGHT8 ~散りゆく雪華と赤い月を仰ぐ夜鳥~(2010/02)
・RIGHT×LIGHT10 ~たゆたう方舟と泣かない英雄~(2010/10)
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