【ラノベ】シスターと触手 邪眼の聖女と不適切な魔女【感想/ネタバレ】
著:川岸 殴魚 イラスト:七原 冬雪(ふゆき)
いわゆる覚醒状態。僕の視覚が勃起している。脳が勃起しているのだ!
2024年4月の新刊。約5日の積み。『呪剣の姫のオーバーキル』4巻から1年1ヶ月振り。川岸さんが新作を発射。
タイトルに加えて、おっぱいのおっきな金髪シスターが触手に絡まれている表紙がズルいよな。俺はタイトルだけで購入を決めたわけですが。
教会によって異端認定され、あわや処刑されるところだった青年シオンを救ったのは、ソフィアと名乗るシスターだった。彼女によって触手を操る異能に目覚めたシオンは魔女と呼ばれる異端者達と共に教会の支配に挑む……というお話。
川岸さんってギャグ作家だと勝手に思っていたんだけど、思いの外ギャグは控えめ……というか少ないな。
特徴的なギャグはあるが、いかんせんボリューム不足と感じる。口の中に触手を突っ込まれたワイバーンの鳴き声が「フェラアア」なのは笑ったわw
節子、それフェラやない、イラマチオや。
擬音をシモくするネタは最後まで定期的に挿し込まれるが、段階を追ってパワーアップしていく感じが欲しかったよねぇ。
絵師さんのチョイスは満点と言えるもので、しっかり触手責めの挿絵が数点用意されている。これにはチンチンイライラせざるを得ない。ただ、肝心のソフィアの触手責めが無かったのは解せぬ。
あくまで攻撃手段としての触手なのでソフィアを対象にするシチュが作れなかったのかな……。
基本的には弾圧されるマイノリティが懸命に抗う真面目なストーリーが色濃く出ており、そのスパイスとしてエロやギャグが混ぜ込まれているという構図。
期待する方向が間違っていたという話だが、これは続きが出ても見送りですね……。
燃:B 萌:A+ 笑:A 総:A-
著者リンク
・やむなく覚醒!!邪神大沼(2009/06)
・人生(2012/01)
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